「汝の願いは叶ったか? ならば、共にいくか」
「地獄までは付き合うさ。・・・・・・小僧でよければな」
概要
「Fate/Apocrypha」におけるアキレウスとアタランテのカップリング。
共に同じ陣営であり同郷、そして生きた時代も近い。アキレウスから見てアタランテは父親ペーレウスの仲間だった女性であり、アタランテの方が実年齢は上。
アキレウスは初見から彼女を気に入り「姐さん」と頻繁に声をかけ、対するアタランテは鬱陶しそうにあしらいながらも彼を味方として信頼していた。
余談だがこの2人は生前どちらも既婚者である。
アキレウスは生前、トロイア戦争においてアマゾネスの女王をある一言で辱めてしまったことから、彼女に「お前の槍はいつかお前が愛しく思った相手を穿つ」という呪いを掛けられてしまっていたが、聖杯大戦においてその槍が穿つことになってしまったのが他でもないアタランテなのである。
彼らの詳しい結末は『Fate/Apocrypha』本編を参照。
なお、原作小説とアニメ版とでは結末の演出がわずかに異なる(どちらも原作者監修)。
Fate/Grand Order
冠位時間神殿ソロモン
アタランテが自分を口説いてくる王様や痴話喧嘩をおっ始める信仰する恋愛煩悩女神に囲まれながら戦っている時、「あの韋駄天馬鹿でも来てくれなかったものか」とアキレウスの事を口に出している。
Apocrypha/Inheritance_of_Glory
対面した際、聖杯大戦前のデータということで二人の霊基に記録はなかったものの、「一度はアンタに会っておきたかった」「…やめろ、なんか照れる」と初々しいやり取りをしており、ケイローンに「若いというのは良いものですね…」と反応されている。
また、アタランテは自身のオルタの衣装(第二再臨)に関して露出度が高いことを気にしていたが、アキレウスは「全然問題ないと思うぜ俺は!」と返している。
この際実装されたアキレウスはマイルームボイスにて、カルデアで穏やかに過ごすアタランテを見て安堵しており、マスターにお礼を言っている。
見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!
「敗北者のララバイ」において、ギャンブルで負けてジャンヌ・オルタと共にヤケ酒を飲んでいたアタランテ・オルタの元に「ここに居たのか」とアキレウスが登場。ギャンブルに強いアキレウスを妬んだ二人にバトルを挑まれる。
主人公はマシュと共に先に帰ってしまったため、その後眠り込んでしまったアタランテをアキレウスがどうしたのかは不明。しかし、翌朝、アタランテは前夜の一部始終をアキレウスに教えられ、恥じ入ったと言っているので、アキレウスは彼女が起きるまで待っていたのだと思われる。
Fate/Grand Carnival
OPにツーショットで出演。また、EDでも隣に並んでいる。
第一特異宴のレースにて、アキレウスがアタランテに勝負を挑む。アタランテは「よもや我が伝説を知らぬわけでもあるまい」と言うが、アキレウスは「だからこそだ」と答えている。(結局、二人ともキングプロテアの一歩に敗北している。)
余談だが、アタランテの競走に関する伝説と言えば、「結婚の条件として、求婚者が彼女自身との競走に勝つこととし、競争に負けた者は殺されるとした。」(Wikipedia「アタランテー」の記事より引用)というものが有名であるが、もしそれを指すのだとすれば、自信満々に勝負を挑んだアキレウスの真意とは一体…。