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アゲハチョウ亜科

あげはちょうあか

アゲハチョウ科を構成する亜科の一つである。 アゲハチョウ族、アオスジアゲハ族、ジャコウアゲハ族が含まれる。
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概要編集

鱗翅目 アゲハチョウ上科 アゲハチョウ科を構成する亜科の一つ。

世界中に分布し、3族 約480種が存在する。

日本には15種が分布し、迷蝶を含めると28種程が確認されている。

ナミアゲハアオスジアゲハジャコウアゲハの仲間が所属し、世界最大種のアレキサンドラトリバネアゲハもこの亜科に含まれる。

大型種が多く、尾状突起を後翅にもつ種が多いが、オナシアゲハやアオスジアゲハなどは欠く。

尾状突起には鳥などの捕食者に頭の位置を誤認させて捕食される事や致命傷を免れる効果があるとされる。

翅をはばたかせながら吸蜜や吸水を行い、オスは大規模な吸水集団を形成する一方、メスは単独で吸水する事が多い。

同じ場所を周回する行動を行い、そのルートは蝶道と呼ばれる。

幼虫は天敵に襲われると臭角を伸ばして身を守る。

ジャコウアゲハ族の種は、幼虫時代にウマノスズクサなどの有毒植物を食べて体内に毒をためこむ。

有毒種を食べた鳥は猛烈な吐き気などに襲われ、二度とその種を捕食しなくなる。


下位分類編集

ジャコウアゲハ族

など


アゲハチョウ族

など


アオスジアゲハ族

など


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