概要
ロボトルリサーチ社が
初の自社ブランド製品を目指し、
社運を賭けて独自開発した
灰色の狼型メダロット。
後続製品の試金石となるよう
汎用性と発展性を意識し、
補助・射撃・格闘を備えている。
初登場はメダロットnavi。
上述の説明文通り、ロボトルリサーチ社(以下、RR社)が開発したGWF型メダロット。
本作のライバルとなるムラサメシデンが繰り出してくる。
なお、デザイン画や漫画版では鼻のあたりに『High Low』の記述がある。
GWFシリーズの試作機であり、後継機に比べて決め手には欠けるものの、索敵で成功率を上げつつ、右腕の射撃と左腕の格闘を使い分ける、隙は少なくバランスのいい機体である。
……ぶっちゃけ、ゲームにおけるシデンの作戦のせいで、後継機よりこっちの方が強いのではないかという声も……。
性能
- 頭部 ブースターヘッド
まもる行動 索敵
- 右腕 アシュブレイカー
うつ行動 ブレイク
- 左腕 アシュバスター
なぐる行動 ハンマー
- 脚部 アシュレッグ
二脚
後継機
シルバリオン
銀色狼をモチーフとした2号機。
メダチェンジを可能とし、変形前はブースターによる格闘を得意とし、変形後はスコープによる射撃を得意とする。
なお、変形前は右腕にスコープライフル、左腕にはチェーンソーがあるのに、何故か両方とも格闘攻撃のハンマーである。
また、ドット絵の関係上、ゲーム版は腕が固定されて、まっすぐ伸ばしたまんまのポーズである。
ゴルドラン
黄金勇者ではない。
金色狼をモチーフとした3号機。
シルバリオンからかなりゴツくなっており、メダチェンジ後の姿は金色のケルベロス。
頭部パーツは胸部と一体になって大きな顎となっており、これで相手をバリバリと噛み砕く、デストロイ攻撃を繰り出す。両腕にチェーンソーがマウントされているが、シルバリオン同様、何故かハンマー攻撃。チェーンソーなんて飾りです!偉い人にはそれが分からないのです!
おまけに変形後が本番と言わんばかりに性能が微妙。
メダチェンジ後はビーム攻撃で固めた固定砲台と化し、強力無比な光線で相手を消し炭にする……と、思いきや、あろう事かシデン、格闘特化のザウルスメダルをこの機体に搭載する。イワノイかお前は!!
当然、味方が索敵を使うか、相手がねらいうちやがむしゃらで回避不能になるなどがなければまず当たらない。
尤も、プレイヤーが使うのならば話は別。カブトメダルやBカブトメダルなどを搭載して変形すれば、強力無比な性能が活かす事ができる。
ホワイトグレン
メダロットSにて登場した、新たなGWF型メダロット。メダチェンジしないため、純粋な格闘機となっており、高重力下でも耐えれるようにガードブーストが搭載されている。
左腕のチェーンソーはチャージブレードとして使用され、飾り扱いの汚名を返上した。
脚部特性は『ラッシュ』で、破壊されていない自分の格闘パーツが相手より多かった場合に、成功と威力が上がるようになった。
他のシリーズでの活躍
メダロット8の追加シナリオ5にて、チコリをパートナーに選んでクリアした報酬として手に入れられる。
高い機動力もさる事ながら、頭部は「モビルブースト」に代わった事で味方の機動力を上げる。更には脚部特性として「ウェポンマスター」が追加された。
メダロット9では武道館にいるモモタロウの愛機として登場する。
右腕がヘヴィーパーツになっている。
メダロットSにも登場。