概要
ブレザーメイツの後継機のメダロット。
海ルームで開発する事で入手可能で、1機目はヒヨリに譲渡されるが2機目以降を主人公が運用できる。
何といってもその特徴は厚着どころではないレベルの重厚感溢れるボディである。
他の後継機同様変形能力を獲得しており、膨らんだ制服を脱衣して体操服姿に着替えることができる。変形というより追加装甲のパージにも見えるが立派なシフト変形であり、各パーツの耐久値も合算されて頑丈になる。
無論、通常形態への復帰はいつでも可能。
サポート型のメダロットである本機にとって、不意のワンパン頭破壊や腕パーツの破壊を免れる合体は非常に有用…と言いたいところだが、他の開発型後継機が変形後も使用感は変われど「格闘機」「射撃機」といった大きな意味での戦法は変わらないのに、本機のみ変形後は打って変わって格闘機となる。所有者の性格が反映されたのだろうか。
一見ミスマッチに見えるが、実はヒヨリの所持するザウルスメダルには「なぐる」「がむしゃら」の適性が存在するため相性が良く、実は下手なアタッカーより強い。
%%ザウルスメダルには「まもる」熟練度が無いので、索敵が一番苦手という始末%%
変形前がサポートに特化している為、味方が優勢になる程何もやるべきことがないタイミングが多くなる。その間パーツの破壊による無力化を防ぎながら攻撃役にも回れる格闘機への変形は案外相性がいいともいえる。
もっとも、ブレザーメイツには一切の攻撃手段が無い関係上ここまで攻撃関連の熟練度が上がっておらず、始めのうちは失敗も多くなるため過信は禁物。
特にがむしゃらなど使おうものなら、敵に当たらないわ自分はカウンターを食らうわと悲惨なことになる。いくら変形後で装甲が合算されている状態とはいえ、もともと耐久力が低いメダロットということもあり、過信は禁物。雑魚戦で十分経験を積んでからボス戦に投入するべきだろう。
飛行タイプとなった事でアンチエアに弱くなり、苦手な地形が増えた他、回復の威力は上がれど射程が短くなるなど、支援機として運用したい場合はブレザーメイツよりも弱体化している。
その為、開発を行わずにブレザーメイツを使い続けるプレイヤーも多い。
自分がブレザーマルチのパーツを早期に入手したい場合は、1体目が強制的にヒヨリの物となってしまう点が悩みどころである。
なおクリア後は、開発を行っていなくても強制的にヒヨリの愛機はブレザーマルチに変更される。
実は「変形後の戦法が大きく変わる」「後継機はパワーこそ増大するものの小回りが利きにくくなり、一概に上位互換と言いがたい」といった特徴は主人公のメダロットととも共通する特徴だったりする。さすがはヒロインと言ったところか。
大型機であることとシルエットから、某国の兵器に似ていると評されることがある。
実際、機体名がブレザーマルチ、頭部パーツがセーター、脚部パーツがユニフォームと全体的に衣服の系統で統一されている中、右腕パーツと左腕パーツの名称だけがそれぞれアルパ、ノイエとなっており、公式としても意識していると思われる。
関連イラスト
関連タグ
・・・元ネタではないかとされるMA。