プロフィール
年齢 | 0歳(外見は15・16歳) |
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種族 | 人間? |
職業 | 魔法使い |
出身地 | 不明 |
概要
本作のメインヒロイン。通称“アズ”。
謎の『龍の卵』から産まれた少女で、自身を庇って重傷を負ったソウラに『龍脈(エクステンション・ライン)』の能力を与え、能力に覚醒したソウラによって危機を脱したあと、自身の素性を確かめるためにソウラのパーティに加わる。その特殊な力を狙われ、ある魔族の一党より追われている。名前はソウラの命名。
人物
容姿
見た目は人間族ながら頭に2本の角が生えており、髪の色は赤色で、産まれた当初は地面につくほどの長髪だったが、その後自身の魔法で短くしショートカットにしている。青空のように澄んだ綺麗な青い瞳をしており、体つきはスタイルが良く巨乳である。
卵の場所の近くにあった宝箱に彼女にぴったり合うミスリル銀製の鎧と白いワンピース型のインナー、片手剣・盾があり、彼女用にあらかじめ置かれていた物と思われ、彼女の装備となった。鎧には元々スカートも付いていたのだが、邪魔になると自分で外したらしい。
その後、自身の名前の由来にもなった、ソウラから譲り受けた彼の両親の形見である宝石『アズライト』を加工して作ったリボンを胸につけている。
人柄
女の子だが一人称は「ボク」で、卵から産まれたばかりの頃は無感情な状態であったが、ソウラ達と行動を共にして、名前を貰ったことを機に感情が芽生え、以降は逆に感情豊かになる。
外見はソウラ達と同年代に見えるが、産まれたばかりなため見た目に反して性格は幼く、純心で天真爛漫な人柄であり、世間の一般常識を知らないため目に映るもの全てに興味津々で好奇心旺盛。ソウラとうりぽに囲まれているため、ノリも良い。
但し、後述の正体にある通り、飽くまで経験としての知識を持たないだけで、会話に関してはギブも驚くレベルで習得した。
また、自身の素性が分からないことに心細くなったり、自分が魔族の一党に追われていることから、仲間たちや周囲の人々が巻き込まれることに罪悪感を感じていたりなど、繊細な所もある。
ソウラに対し、非常に懐き、異性として好意を抱いている。しかし、未成熟な感情のために表立って嫉妬する事も無いが、うりぽからは度々その感情にフォローを受けている。(但し、本人が自分で自覚するべく明言は避けられている)
正体
太古龍が人の形をとったものと推測されており、ソウラが幼い頃に出逢った白いドラゴンとしての記憶を持っている。しかし、他の太古龍の人格は本来の人格である〈原質(アルケー)〉が作った仮の人格である〈仮面(ペルソナ)〉であるのに対し、アズリアは〈原質〉と〈仮面〉が入り混じった異質な状態にある。
※〈仮面〉は、〈原質〉の知識が文字通り次元を超えた超常の英知で、有限時空の存在(いわゆる常人)には話しかけるだけでも余りにも精神的負担が強く危険すぎるため、安全に伝えるための通訳と代理を兼ねて必要な知識を持たせて太古龍の肉体を預かる人格の事。
魔法
魔法使いとしては駆け出し同然のレベルの一方、時折その秘められた知識と力を発揮し、ソウラ達を襲撃した魔族の差し向けた強力な魔物達の一部を『ギガデイン』などの強力な呪文で撃退し、自分を守ろうとして重傷を負ったソウラには『龍脈(エクステンション・ライン)』の能力を与えた。
また、モンスターにしか使えないはずの魔法が使えたり、アストルティアに存在しない(或いは未発見の)呪文を「即興で創作する」という特異な資質を持っている。
但し、上記の正体にある通り、太古龍の知識を持つが故に今までに見た戦士の戦い方を見よう見まねで行い、すぐに激しい動きとそのコツを掴んだ様に、魔法使いでありながら近接戦闘も可能な天才的なセンスを持っている。
※太字は覚醒状態時