概要
1万年前の護星天使たちが唯一扱えなかったという曰く付きのゴセイヘッダー。しかし見た目は剣のようで、柄の先には龍の頭部をかたどったオブジェ(ヘッダー?)がついている。
ちなみにアバレヘッダーという名前はその力を制御できない危険性からついたもので、強烈な電撃を放って暴れる厄介者。到底手に負えないこのヘッダーは結界を施した上で封印されてしまっていた。
従来護星天使関連のアイテム同様ゴセイパワーによる波動を放っており、アラタは「ゴセイナイトとも違う、すごく荒々しい波動」と釈した。
活躍
当初はチュパカブラの武レドランがこれを入手しようとするが結界で通れないため、ブロッケン妖怪のセマッタ霊と共謀しゴセイジャーをおびき寄せて抜刀してもらった所を強奪する形で入手。しかし反抗され、ならば自身の電撃で苦痛を与えて力ずくで従え、地球を破壊する武器として使役していた。
戦いの中、アラタが武レドランに抵抗していたことからあくまで「地球を護る意思がある」ことを読み取り、であれば何故ゴセイジャー側にも抵抗するのかを問うためにスカイックソードを手放して訊きに向かう。アラタが武レドランの行使する攻撃に耐える中、「頼む!!!」とヘッダーに問いかけると、内に秘めていた悲しみを感じ取った。そして暴れているのは単に暴れたいのではなく、「自身の力が強すぎてコントロールできず、仲間を傷付けてしまうのが怖い故に、誰であろうと自身に触れさせないため」と言う理由を悟ったゴセイジャーは、その強力な力を受け止める覚悟を見せ、「ミラクルドラゴンヘッダー」と言う新しい名前を与えたことで、本来の姿である「ミラクルゴセイヘッダー」と「ゴセイテンソード」に変化。以来ゴセイジャーの強力な武器として活躍した。
関連タグ
爆竜戦隊アバレンジャー:名前から連想した人も少なくない。特にOPの中の「アバレた数だけ優しさを知る」は、アバレヘッダーの本来の性格として劇中で体現している。
そして…機界戦隊ゼンカイジャーの第26カイ!にて、敵サイドのコピーではあるがアバレマックスと共演を果たした。