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アラン・ド・ソワソン

あらんどそわそん

漫画『ベルサイユのばら』の登場人物。メディアミックスの媒体により人物像が大きく違うキャラクターである。
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概要編集

CV:キートン山田(旧テレビアニメ兼映画版)/ 子安武人(旧ドラマCD版)/ 中井和哉(新ドラマCD版)/ 武内駿輔(2025年劇場アニメ版)



漫画『ベルサイユのばら』および『栄光のナポレオン-エロイカ』の登場人物。


原作編集

フランス衛兵隊の一員。貴族でありながら平民よりも貧しい暮らしをしてきたため、大貴族に対して強いコンプレックスと憎しみを抱いている。


元は士官学校を出た少尉だったが、妹ディアンヌに手を出そうとした上官を殴ったことで降格していた。

その後オスカルが新しい隊長になった時に彼女を「世間知らずの貴族のお嬢様」だと反発して決闘を申し込むが敗北する。

剣が得意なオスカルに負けを感じさせるほどの剣の腕前を誇り、オスカルにもその強さを称えられる。


今度は仲間たちを誘いオスカルを拘束すると、女に飢えた自分たちの餌食にすると脅して(上記の妹の境遇があるため、どこまで本気かは不明)追い払おうとするが、彼女の従者アンドレに妨害される。


紆余曲折を経て仲間たちがオスカルにほだされていくなかで、誰よりも彼女に反発し、それでも憎みきれないことに苛立ち、また女であることをやたらあげつらっていた。だが、それはオスカルが年上で男装していようと、女として意識していることの裏返しであり、アンドレに「好きな子をいじめるケツの青いガキ」とからかわれる。


この時は冗談で済んでいたが、隊長として、同時に女としても本気でオスカルに引かれていき、二人きりになったある時、彼女の唇を衝動的に奪ってしまう。拒まれても続けていたところを鬼の形相のアンドレに止められ、鉄拳制裁を受け入れようとしたが、自分と同じく苦難の恋路に足を踏み入れたとアンドレに悟られ、彼の拳を受けることはなかった。


昭和テレビアニメ版編集

旧アニメ版(1979年版)では作風のせいかやたら男クサいキャラクターになっている。何故かケツアゴである。


TVアニメ版のこと12:衛兵隊②センシティブな作品


オスカルに惚れることもなくアンドレの親友として良き兄貴分になる。

「貴族の犬」と呼ばれてフランス衛兵隊の柄の悪い連中と喧嘩しボコボコにされたアンドレをかばうなど義に厚い漢である。


アンドレの死、オスカルの死後、アランは衛兵隊を退き世捨て人のように農夫として畑を耕していた…。


自分を訪ねてきたベルナールロザリーに、彼は革命後の暗黒の時代への失望を語る。


「オスカルとアンドレか…。考えようによっちゃあ幸せな二人だったな。革命がたどったその後の醜さを知らずに済んだんだから…。」


その衝撃編集

1979年版アニメ『ベルサイユのばら』は当時の冷戦の影響もあってかフランス革命に対して否定的な作風であり、実際革命後のフランスはロベスピエールの恐怖政治で大混乱に陥った


なのでアランの描写はある意味歴史の事実と向き合っている描写なのだが、池田理代子氏は「そんな~」とショックを受けたらしく、悔しかったので『栄光のナポレオン-エロイカ』でアランを再登場させたとのこと。(『ベルサイユのばら大事典』より。)


令和劇場アニメ版編集

2025年劇場版アニメ映画ベルサイユのばらでは、原作に近い容貌。

妹ディアンヌは出てこないが登場人物紹介には「とある事情で上官を殴ったためフランス衛兵隊に降格した。」と書かれている。

初めは反発していたオスカルの事を隊長として認め付いて行くが、特に彼女に恋愛感情を抱いた様子は無い。


しかし、舞台挨拶の「オスカルを愛した男たち」に名を連ねていることや、上映前の特典映像「ベルばらミニ!」でアンドレに恋仇のジェローデルと同様に敵視されていることから、本作でもオスカルを想っている可能性がある。


関連タグ編集

ベルサイユのばら

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