概要
第2話の登場人物。38歳。
《アルタモント瓦斯(ガス)会社》の社長、バルブ・アルタモントの妻である社長夫人。
女王蜂を思わせる服や傘を身に着けている。
最初は陪審員の一人として登場したが、途中で夫の会社や扱っている瓦斯のことで証言するため、証言台に立つ。
時々、手にした傘の先端で相手をつつく癖がある。
瓦斯をこよなく愛し、瓦斯泥棒をこよなくニクんでおり、瓦斯を不正利用する不届きな顧客や他社の瓦斯を盗んで販売している悪徳業者の存在に頭を悩ませている。
また、照明器具や暖房器具の主役が瓦斯から電気に取って代わられることを恐れている。
裁判中、成歩堂龍ノ介のことを気に入り、顧問弁護士に雇おうとしている。
名前の由来はシャーロック・ホームズ原作短編「His Last Bow(最後の挨拶)」の登場人物であるアメリカ人スパイ、アルタモントより。
なお、この作品においてホームズは養蜂をしており、それがデザインとして取り込まれ、公式の設定画においても蜂がイメージであることが明記されている。
日本語版では本名は不明だが、英語版では「Quinby Altamont(クインビー・アルタモント)」と設定されている。
おそらく、Queen bee(女王蜂)が名前の由来。
夫のバルブ・アルタモントも、「Augustus Altamont(アウグストゥス・アルタモント)」に変更されている。
初代ローマ皇帝のアウグストゥスだけでなく、「Ah! Gas」というダジャレにもなっていると思われる。