「どいつもこいつも…う、嘘…つキヤガッテ…!」
「嘘バッカリツキヤガッテ…!返セ!セルジヲ!」
登場話:第6話「騎士 BLACK KNIGHT」
CV:辻親八(ジョルディと同一)
概要
武器職人・ジョルディの息子・セルジに贈るはずだった剣をゲートに現れ、兵士志望だった息子の死を受け止めきれないジョルディに憑依したホラー。
頭部が融けたロウでできた泣き顔を持つ、鍛冶職人の巨人といった姿を取る。
普段は気丈に振る舞っているが、夜な夜な気分を悪くして正気を失ってはホラー態となり、兵士達を襲っていた。
活躍
息子の死で塞ぎ込んでいたジョルディに憑依、ジョルディは元気を取り戻してヘルマンと意気投合するが、ヘルマンと酒を酌み交わす中で気分を悪くしてその場を後にし、「息子は何処だ」と錯乱して兵士2名を喰らった。
翌日の夜、再び兵士を襲っているところをヘルマンと一騎打ちになり、自身は己の左肩の炉に突っ込んで鍛えた大剣を右手に、鍛冶用の巨大なハンマーを左手に取り応戦するが、最後は彼との激闘の末に討滅された。
残されたのは、人間だった頃のジョルディが養子として引き取った鍛冶職人見習いのフリオのみ。
主人にして養父であったジョルディの死を悲しむ彼に、ヘルマンは声をかける。
ヘルマン「生き残った者は、過ぎたことを悔やむより、これからできることを考えなきゃならねえ」
フリオはジョルディの死を悲しみつつも、一人で鍛冶屋を続けると決意するのだった。
余談
また、アルマーとの戦いの後、エマ・グスマンと情報交換をしたヘルマンとの会話で
・ヴァリアンテ国の騎士団に入るための試験で殺し合いが行われる
・試験で生き残った兵士志望の男達は全員ホラーに喰われてメンドーサの傀儡にされてしまう
勝っても負けても悲惨な末路を迎えるという事実が明らかにされた。
関連タグ
エゴサイレーン:同じく息子の死をきっかけに顕現したホラー。