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概要

愛称はアントン

百合根光三に飼われたのがきっかけで博打屋「遊興倶楽部」が誕生した雄猫。ジュニアの父。妻は消息不明。顔立ちは百合根そっくり。

数多くの猫や犬にテツなどの人間に勝利(特に土佐犬を噛み殺す)するほど強く、一時は百合根の右腕として活動していたが、アニメ第3話では、『ホルモン焼きチエちゃん』で飼い主やヤクザ四人組と共にテツを待っている間に小鉄を倒そうとしたが、反対にタマつぶしの餌食に遭い、右の金玉を捥ぎ取られてまっすぐに歩けなくなってしまい、最後はいつもいじめていた近所の犬にかみ殺されてしまう。

タマは小鉄がある箱に入れて、その箱を墓場に埋める。ジュニアが発見した以降はどうなったのかは不明。

これがきっかけで百合根は博打屋をやめて足を荒い、お好み焼き屋『堅気屋』に転職して、彼は剥製(金玉があったところに絆創膏が張られている)となり、ある台に飾られる。

後に息子のジュニアが彼の後をついで、百合根の右腕として活動する。また、アントニオをかみ殺した犬はある少年の飼い犬(つまり百合根の店の近所の家で飼われていた)で、その犬はテツに吼え2回噛んだために7回噛み返され、少年もテツに一発殴られた。

若いころは関東で暴れており、かなり雌猫にモテていたようだが、故に雄猫からの反発も激しく、妻を寝取られたヤクザ猫の親分が、アントニオの死後に大阪まで復讐に来た際、ジュニアは親分から過去の父親の悪行を聞かされ、それまでの父親に抱いていたイメージが崩壊し、大きくショックを受けていた(ただし発言には親分の逆恨みもあった模様)。その後、ジュニアは別の件でアントニオに恨みを抱いていた猫にボコボコにされ三途の川に辿り着いた時、芸者遊び中のアントニオと対面するもこの世に追い返された。ちなみにこの時は小鉄もジュニアもアントニオの所業に呆れていた。

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アントニオ(じゃりン子チエ)
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アントニオ(じゃりン子チエ)
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