概要
作中の主要舞台である軍事国家「アメストリス」にある、代々将軍を輩出した名家。
構成
フィリップ・ガルガントス・アームストロング
CV:内海賢二
作中当初の当主。
アームストロング少佐の毛量を増やして恰幅の良い体格にしたような外見。
最終局面にて家督を第一子オリヴィエに譲り、妻、四女、その他たくさんの使用人を引き連れて(バカンス感覚で)シン国に避難した。
アームストロング夫人
CV:朴璐美
フィリップの妻。
一見すると切れ長の目元が印象的な老婦人だが、身長が少佐と同じくらいある。
上述通り、最終局面で夫や四女、使用人たちと共にシンへ旅立った。
オリヴィエ・ミラ・アームストロング
CV:沢海陽子
フィリップの第一子(長女)。
アメストリス軍少将。北方にあるブリッグズ要塞の司令官。外見は母に近く、切れ長の目と官能的な厚い唇が印象的な美女だが、その性格は非常に苛烈で、弟の少佐からも怖れられている。
最終局面にて弟と家督相続を(文字通り)争い勝利し、決戦の日まで配下のブリッグズ軍の本部とした。
アム江、ストロング子
フィリップの第二子(次女)と三子(三女)。
外見が少佐に似た筋骨隆々の大女たち。共に既婚。コミックスのオマケとして挿絵とともに触れられる程度だったが、TVアニメ(2009年版アニメ)にて少しだけ登場。一族の邸宅に忍び込んだヨキが二人と遭遇し悲鳴を上げていた。
アレックス・ルイ・アームストロング
CV:内海賢二
フィリップの第四子(長男)。五人の子供で唯一の男児で、後継者候補(だった)。
「豪腕」の二つ名を持つ国家錬金術師であると共に、アメストリス軍中央部所属の軍人。階級は少佐。カールのかかった前髪が一房だけ垂れたスキンヘッドに筋骨逞しい肉体美を誇る大男。その強烈な外見とおおらかな性格で、主人公のエルリック兄弟に終始協力的に立ち回った。
最終局面にて、姉のオリヴィエとの家督争い(という名の姉弟喧嘩)に敗れる。
キャスリン・エル・アームストロング
CV:釘宮理恵
フィリップの末子(四女)。
両親や他の姉弟とは顔も性格も似ても似つかぬ、清楚で内気な童顔巨乳の小柄な美少女。しかし兄の少佐同様の豪腕の持ち主で、趣味は「ピアノを少々持ち上げること」と称し、特別苦な様子も見せずに片手でグランドピアノを持ち上げていた。
ジャン・ハボック少尉が少佐の提案でお見合いすることになり、(豪腕であることを除けば)その容貌、家柄に申し分なく真剣な交際を申し出るが、彼女の好みが「お兄様(少佐)のような逞しい殿方」であったために丁重にお断りされてしまった。
最終局面では上述通り、両親と使用人たちに同行しシンへ向かった。