概要
真ハイスクールD×Dにて初登場(アニメ版には現在未登場)。
四大魔王の一人レヴィアタンの末裔で、隔世遺伝で悪魔の力を持って生まれた混血児。新たに発見された上位神滅具(ロンギヌス)終わる翠緑海の詠(ネレイス・キリエ)をその身に宿す。
ヨーロッパの海辺の町で人間として生まれ育ったが、17歳の頃眠りの病に掛り、両親が彼女を助けるため悪魔を召喚したが病が直らず、その後100年以上眠り続けた。そのため、見た目は17歳だが実年齢は117歳以上。その後上記の凶悪なセイクリッド・ギアを宿していたためイッセー達と敵対関係にある冥府の神々に利用されていた。
その後上級悪魔に昇格し、独立していたイッセーに助け出され、彼の初めての眷属悪魔(クイーン)となる。その後、駒王学園の2年生として転入、オカ研に所属する。
眠りの病は治療を受けているがまだ完治していないため、目を離すと眠っていることが多い。
紫色の髪とオレンジ色の瞳の美少女で、胸が大きい。上記の生い立ちにより知らないうちに天涯孤独の身となってしまったため、やや寂しがりや。半面、実年齢もあってか慣れない環境にもすぐ適応するなどおっとり泰然とした性格。
能力
強い。とにかくデタラメな潜在能力を持つ。神滅具持ち且つ魔王の子孫である異常な魔力と、女版ヴァーリと言って差し支えない程。
魔力は眷属になった当初で魔王クラス以上のオーラを放ち、レーティングゲームでのポーンの駒価値は、ある程度緩く設定されているアザゼル杯ですら7(これを上回るのは、クロウ・クルワッハ等作中最強クラスのキャラのみ)。魔力の扱い方を教えてまもなく数mの水の龍を作り出し、その後大した期間を経ずその巨大版(約30m)を10体以上同時に操るなど、神の如きセンスの持ち主。
またわずか数か月で100年以上未来の世界にある程度適応するなど、確実に頭のいい人間である。
セイクリッドギアも下記の通り凶悪。(wikipediaより)
終わる翠緑海の詠(ネレイス・キリエ)
新規上位神滅具の1つ。ドラゴンに影響を与える歌声と海を操る力という2つの特性を持つ。
力を使うときには淡い薄紫色の粒子が所有者の周囲に漂う。
1つめの力は最強の生物であるドラゴンを無力化させ、あるいは使役できるという物。
鎮静効果で眠らせるだけでなく、歌声を聞けば体から力が抜け、ドラゴン系神器では禁手の維持も困難になり、回復系神器でも症状は一切改善しない。そのドラゴン特効は現状でも天龍に通じるほどの力を持ち、極めればドラゴンの大群を形成させることも可能。逆にドラゴンを鼓舞してその力を強化することもでき、龍神化の「譲渡」を介することで周囲にいるドラゴン以外の仲間に対しても能力の向上効果を与える。ただし、制御面が未熟な間は効果を与える対象を選択できず、敵味方を問わず無差別に無力化してしまう。なお、録音した歌声では効果がない。また、所有者はドラゴン系神器の存在を察知できるという特性もある。
2つめの力も、極めれば海を支配して荒れさせ都市部を沈めることができるため、海が大半を占めている人間界では恐ろしいほどの効果を発揮する。ただし、湖などの海以外の水場で力を発揮するには亜種変化を必要とする。
余談
名前の由来はノルウェー出身の女優イングヴィルド・ディラからと思われる。