概要
遊戯王5D's 第52話「カードが紡ぐ想いの果てに」でレベル9のDTデス・サブマリンをコストなしで特殊召喚したボマーにクロウ・ホーガンが放った台詞。
ネタとなっているのは他の誰でもなくクロウが言ったからこそであろう。彼の使用するデッキ「ブラックフェザー」は完成度が高く、展開力・対応力・安定性の高さから人気を博し、2009年度の世界大会では優勝したほど。シンクロ召喚、デッキ・手札からの特殊召喚がしやすくあっという間に複数のモンスターを展開でき、魔法カードのサポートがあれば1ターンキルも容易だ。インチキ効果もいい加減にしろ!
タッグフォース4~6における「初心者ガイド」のアドバイスでは、「とにかく強いパートナー」として【BF】を使用するクロウを薦めている。
また、ゲーム内でのクロウと十六夜アキのやりとりや胡桃沢のパック紹介の台詞を見ても、【BF】の強さがかなり強調されていることがわかる。
ただし現在はキーカードの多くに規制がかかってしまっており、アニメで後期にクロウが使用したブラックフェザーには強力ではないカードも多いことから6の頃になるとクロウのパートナーデッキはプレイヤーが編集しない限りそこまで強くなかったりする。
また、タッグフォース6ではクロウが「インチキ」という単語を口にする場面がいくつかあり、同じく(発売当時の環境では)強力なデッキの一角である【ライトロード】使いのモブキャラ大庭ナオミがデュエルで劣勢に立たされると相手をインチキ呼ばわりするなど、このセリフが公式でもネタにされている。
遊戯王ARC-Vにおいてもゲスト主演したクロウ・ホーガンが「インチキ効果も大概にしろ!」という形で使用した。
使用方法
常識的に考えてありえない効果や反則級の効果を前にしたときに言う台詞である。
アニメオリジナルカードはラーの翼神竜などを始めとして反則級の効果を持っていることも多いため、使いやすいワードである。
遊戯王OCGではクロウの使用テーマであるブラックフェザーのモンスター効果や展開の仕方に対してヤジのように使う事も多い。
実の所、BF視点からの「インチキ効果」呼ばわりが正当とも言えるテーマはいくらでもいるという現状もあり、言ってる側も言われてる側も誰も本気にしてないというのは忘れないようにしたい。
ただし、現代遊戯王向けにアップデートされた動きの中でも、
「通常召喚を増やして『召喚』が発動条件となる黒い旋風を1ターンに3回使う」
「使用済みの永続魔法を手札に戻してから再発動してから同一ターン中に使う」
「使い手が『汚い』と呼んだ筈の手札発動の罠が関連カードに複数ある」
といったようにまぁまぁインチキ臭い動きが無い訳では無いのも事実ではある。
関連タグ
クイーン(遊戯王VRAINS):こちらはインチキルールそのものを作る小物。
もういい……もういいだろ!!:同じく度が過ぎた行為に対する台詞。