姿は見えないが、殺意は見える
概要
透明人間になり次々に犯行を重ねる男と、彼が起こす事件に立ち向かう人々を描いた物語。
本作において、「生物の透明化には既に成功しているが、元に戻すことが困難」と設定されており、人体が「皮膚→筋肉→骨格→透明人間」と次第に透き通っていく過程を生々しく描いている。
2006年には続編『インビジブル2』が製作された。
ストーリー
天才だが、品性に問題のある科学者・セバスチャンは政府の極秘プロジェクトに関わり、生物の透明化を研究していた。
透明化した動物の復元薬の開発に成功したが、更なる名声を求めたセバスチャンは政府には内密かつ自身を実験台に人体実験に踏み切り、人類初の透明人間となる。
透明化は問題なく成功し、初めこそは透明人間の状態を楽しんでいたセバスチャンだったが、いざ復元となった段階で実験は失敗続きとなる。
メンバーが必死に復元薬の研究に取り組む中、透明のまま研究所に留め置かれることになったセバスチャンは、戻れなくなった苛立ちから辛うじて保っていた理性を失い出し…。
登場人物
※吹替声優はDVD版/TV版で異なっている。
本作の主人公。天才科学者だが、品性に問題がある人物。
ただ根は好人物で、透明化して以降もある程度の理性は持っていたが…。
本作のヒロイン。研究員の一人。セバスチャンの元恋人で、現在はマットと交際している。
通称「マット」。研究員の一人で、リンダの現在の恋人。彼女の元彼であるセバスチャンとも友人だが、性格は全く正反対の好人物。
研究員の一人。医療担当の獣医で、勇敢で優しい理性的な性格。
研究員の一人。明るい気さくな性格。
研究員の一人で、コンピューター担当。
研究員の一人で、セバスチャンに負けず劣らずの好色家。
セバスチャンの自宅マンションの向かいに住む隣人の女性。
セバスチャンは彼女に対して密かに欲情しているらしく、物語の中盤で…。