概要
ウスラトンカチとは『NARUTO』の登場人物、うちはサスケがうずまきナルト(主人公)に対して度々言っていたセリフである。聞き慣れない言葉であるため、多くの人々が心の中で「ウスラトンカチってなんだろう…」と思っていた。そんな人々の想いを代表し、ナルトの息子うずまきボルトがついに直接その意味を聞いた映画が『BORUTO』である。ウスラトンカチの意味を知りたい人は同作を観ることを推奨する。
「何よりお前はナルトよりウスラトンカチだ」
「ウスラトンカチ……それって?」
「負けず嫌いってことだよ」
ちなみに、最初にこの言葉を言ったのはサスケではなく、常日頃からこの言葉の対象となっているナルトのほうである。幼少期、忍者学校の忍組手の授業で「対立の印」を結ぶ前に、ナルトがサスケに対して「来やがれ、ウスラトンカチ!!」と挑発して言ったセリフが始まりとなった。それ以降、サスケはナルトに対して「ウスラトンカチ」と口癖のように言うようになる。また「ウスラトンカチ」は、ここぞという重要なシーンでも度々使用されており、サスケにとって「大切な意味のある言葉」であることは間違いないのかもしれない。
またウスラトンカチ呼ばわりをされると、サスケの愛情を感じて喜ぶファンも多い。
本来の意味
本来この言葉は、動作や反応の鈍いことや、頭の回転が遅いこと、または役に立たないことを罵倒する悪口の一つであり、「ウスラ」とは「薄ら」のことで、「薄ら寒い」「薄ら笑い」などと同様に程度や色合いなどが曖昧なことを表すが、上述したようにNARUTOにおいて、サスケが口癖のように盛んに使用していたことから、そちらのイメージが強い。