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ウッドランド

うっどらんど

迷彩柄の一つ。アメリカで開発されたもので、最も有名な迷彩柄。
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概要

ウッドランド(Woodland)はアメリカで1980年頃に開発された迷彩柄。
最も有名な迷彩パターンの一つでアメリカ軍以外でも非常に広く使用されている。

ベトナム戦争の頃には基となる迷彩柄が開発されたものの迷彩パターンの開発には試行錯誤した形跡があり、今日言われる「ウッドランド」パターンが決まったのはベトナム戦争後暫く経ってからである。

知名度とコントラスト比が高く迷彩という判りやすさからか実用的なカモフラージュを考えていない所謂ファッション迷彩にはこの模様をベースとした迷彩が使われている事が多い。

デザイン

パターンは、カーキの生地に茶、緑、黒がプリントされた4色構成。(或いは白い生地にカーキ、茶、緑、黒をプリントする)

各色はアメーバのような有機的な曲線で構成された幾何学模様である。
カーキ、茶、緑が殆ど同じくらいの割合で、黒色のみやや面積が少なめ。

これは、ベトナム戦争期に使用されていた迷彩パターンの一つ「ERDL」を引き伸ばした意匠とされる。

ユーザー

アメリカ合衆国

アメリカ軍では、1980年代に制式となってから陸軍海軍空軍海兵隊の4軍全てと準軍事組織で使用されていた。
後に、全ての軍で2000年代初頭にそれぞれで開発された迷彩服に一度更新された。
しかしながら、米国国外に派遣される部隊のうち、戦闘地域で現地軍と行動を共にする精鋭部隊や特殊部隊では再びウッドランドに戻したり、ウッドランドのパターンを用いた新型戦闘服を使用している例もある。

軍以外では、シェリフ警察SWAT等が訓練などで使用していたり、税関や国境警備局の職員が着用することもあるが、予算が少ない地域や部署の職員が軍の払い下げ品を使用しているの実情だとか。近年はより新しいUCP等の払い下げ品も使われているが、州兵などと誤認されないよう実際の現場では殆ど使用されず、公開されている写真の着用例も「訓練中に訓練着として」或いは「作業服代用」として使われているものが殆どである。

アメリカ以外

他国でも米国によって供与されたり、或いはコピーされたりといったプロセスを経て、世界中で使用されている。(厳密に言えば米国製以外は「ウッドランドに似た柄」と言える)
主に、親米的な政策を取っている国々や、米国政府によって支援を受けた国や組織で使用されているが、時を経て主義信条関係なくAKの如く世界中に広まったため、現在ではユーザーの主張や信念など関係なく使用されているのが実情である。

1990年代からは人民解放軍でも同様の迷彩が使用されているし、発展途上国の場合は例え砂漠であっても軍人警察官など「武装してる公務員」である事をアピールする必要がある国や地域なら皆これを着ているほど。

日本では、航空自衛隊がアメリカから購入し使用していた防弾チョッキ「PASGTベスト」がウッドランド柄であった。

かのオサマ・ビンラディンも着ていたと書けば、どれだけ世界中で使用されていたか実感できる筈。

上記の通りこの手のパターンを使用している(していた)国や組織、人物は非常に多岐にわたるため全て網羅することは困難である。

関連項目

軍服 迷彩服 戦闘服

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