概要
小説『ウルトラマンデュアル2』に登場する女性ウルトラ戦士。
変身者は栗村円。
名前のメザニンとは中二階を意味するファーストステップとセカンドステップの中間という意味であり、本来は一気にセカンドステップへ向かうはずがなぜかこの姿へとなってしまった。
今までウルトラオペレーションを受けた中で唯一戦士型になれるのではないかと期待されていたが、これによって円は防衛軍や世間、多くの人々から「出来損ない」と嘲笑を受け後輩の黒川優司の家へ避難する事になってしまった。
だがウルトラマン化した際に忘れた記憶が、ボーイフレンドで現在は故人の三上颯太の姿となって現れたため、元々彼の「人間は自分の為にしか行動できない」という考えを否定するためにウルトラマンになった事もあり、颯太へのアンチ行為としてウルトラマンとして戦う事となった。
初めての戦闘からエネルギーが切れかかっても自然に回復していく上、怪獣が勝手に死んでいくという謎の減少が多発している。
実はメザニンは戦士型ではなくウルトラセイントティアのような聖者型であり、エネルギーが自然回復しているのは戦う怪獣や周りの人間の命を吸い取っている為だった。
戦士になったのはその能力故に、同時にオペレーションを受けた一ノ瀬環の才能を意図せず奪い取ったからである。
この事実は、それを知った円自身を悩ませることとなるが……