概要
CV 中井和哉
地球連邦軍に所属する軍人。階級は少尉。
ペガサス級強襲揚陸艦「ブランリヴァル」のMS部隊に所属しておりガンキャノン、ガンダム6号機などの中距離支援機や砲撃機を駆り、ジオン公国軍側であるプレイヤーに立ち塞がる。
なお、フルネームは明かされておらず、現在も「エイガー」という名称が名か姓なのかは不明。
若さ故なのか激情家に近い熱血漢であり、戦闘中では時に熱くなりすぎるきらいがある。そこを「闇夜のフェンリル隊」の指揮官であるゲラート・シュマイザー少佐に見抜かれて、敗北するに至っている。
一方で、漫画版では冷静かつ理知的な人物として描かれており、ジャブローで出会ったフォルド・ロムフェロー中尉に対し「戦争はゲーム感覚とは違う」と諌める言動をしている。
小説版ではMSに圧倒的に不利な61式戦車でジオン軍のザクⅡを撃破する戦法を編み出した砲術家、戦術家である所が強調されており戦車隊の指揮をも行える人物として描かれている。一方、敵対するフェンリル隊の面々の中でも狂信的で残虐非道なジオニストであるレンチェフによって仲間をモビルスーツの機銃で虐殺される光景を目の当たりにした結果、原作以上にジオン…特にフェンリル隊に対する憎悪を爆発させる事にもなっている。
一年戦争終結後は、元・ガンダムのパイロットとしての能力を買われ、ティターンズへ参加。階級も大尉へ昇進している。
同じくティターンズへ入隊した元・ガンダムパイロットであるフォルドとは階級が同格となってコンビを組んでいる。
エアーズ市のジオン残党軍事件では自身もジム・キャノンⅡで出撃し戦場に立ち、そこでの戦闘後に、連邦軍を退役しているマット・ヒーリィ元・中尉と出会っている。
その後、ジオン残党軍がコロニーへの気化爆弾テロを行おうとしているのを知った際は、フォルドら有志と共にテロ攻撃阻止の為にティターンズを離脱。最終的にはテロ攻撃は未遂に終わるも、ティターンズを独断で離脱した責任を問われ、除隊処分を受ける。
ティターンズから追われた後は、同じく除隊処分を受けたフォルドと共に、連邦軍でMS教官を務めている。
しかし、後にティターンズが壊滅した上に、生き残った兵士達の中には戦犯扱いされた者やネオ・ジオンに合流した者、火星等といった辺境にまで逃れざるを得なくなった者等がいた事実を踏まえると、エイガーやフォルドは奇跡的に巻き添えにならずに済んだとも言える。