概要
CV:辻谷耕史(『ガンダムバトルタクティクス』ほか)、楠大典(『機動戦士ガンダム0083カードビルダー』)、小西克幸(『サイドストーリーズ』)
マット・ヒーリィとは、『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』の主人公。乗機は陸戦型ジム → 陸戦型ガンダム
小説版ではMSパイロット養成課程を首席で修了するほどの腕を持つが、戦術家気質な所もあり、部隊のオペレーターであるノエル・アンダーソン伍長からの作戦提案に付け足しや助言をする場面もあった。
漫画版では穏やかで心優しい良識的な軍人であり敵味方問わず「不殺」を心がけている。出来るだけ多くの人を助け、戦争による犠牲者を1人でも少なくしたいと考えている。
部下にラリー・ラドリー少尉、アニッシュ・ロフマン曹長を持ち自身を含めた3人による連携作戦を得意とするが、漫画版ではジャブロー防衛戦にて敵を投降させようとするあまり判断ミスを犯しラリーが戦死してしまった事でアニッシュと衝突してしまっている。『サイドストーリーズ』では上述の判断ミスこそしたもののラリーが戦死せず、この出来事をきっかけに現実と向き合い、覚悟と共に部隊の仲間たちへの信頼を新たにする。
ジオン公国軍外人部隊「レッドチーム」の隊長であるケン・ビーダーシュタット少尉とはライバル関係にあり、死闘を繰り広げた。ケン少尉もマット中尉と同じく仲間の命を守る戦いを主義としており二人の決戦の最中に終戦協定が成立した事を知ると両者とも潔く降伏勧告を行い、素直に受け入れている。
一年戦争が終結した後は軍を退役したが、ケンの依頼によりジオン残党軍が気化爆弾を利用したテロ攻撃「シルバー・ランス作戦」を実行しようとしている事を知る。この情報をティターンズ所属のフォルド・ロムフェロー中尉やエイガー少尉達に伝え自身もテロ攻撃阻止の為にサイド3へ赴いている。