概要
『イナズマイレブン』及びそのシリーズ作品に登場する風属性のシュート技。
巨大な剣を出現させ、上げた脚を剣で両断するかのように振り下ろして繰り出す。
主な使用者はイギリス代表チーム「ナイツオブクィーン」のキャプテン兼エースストライカー、エドガー・バルチナス。
初披露はゲーム・アニメ共に試合中ではなく、ナイツオブクィーン主催のパーティ中。この技で円堂を圧倒し、世界大会の予選と本戦の「格」の違いを叩きつけた。(結果として円堂を却って燃え上がらせることになってしまったが。)
試合でも繰り出され、なんと「ゴールより離れていればいるほど、威力が上がる」というトンデモ性能のシュート技であることが判明した。その威力は凄まじく、円堂は壁山のシュートブロックもあり何とか止められたものの、一方で壁山は負傷降板してしまった。
さらにはカウンターシュートも可能。試合終盤では染岡のドラゴンスレイヤーをこの技で撃ち返し、イナズマジャパンを追い詰めた。こちらは円堂が謎の老人のアドバイスを基にイジゲン・ザ・ハンドを完成させてシュートを受け流すことで得点には至らなかった。
以降は天空の使徒との戦いで助っ人参入したエドガーが再びこの技を使用。
一度はエノレルのキーパー技であるホーリーゾーンで止められてしまうものの、試合終盤ではセインが繰り出したヘブンドライブを自分の脚を犠牲にしてまでカウンターシュートし、ホーリーゾーンへのリベンジを果たすとともにこの試合の決勝点となった。
以上のエクスカリバーの性能から「いっそエドガーはDFあるいはGKをやるべきでは?」とコメントされることも珍しくはないが、カウンターシュートはかなり脚への負担が大きいことが描写されているため、本人の選手生命を考えるとFWを続けるのが一番安全だろうと思われる。
ゲーム版では流石に「遠方からのシュートで威力が上がる」「カウンターシュート可能」といった性能は付随しておらず、普通のロングシュートとなっている。
それでも個人技にもかかわらず、3人技のロングシュートであるトリプルブーストと同威力。
『イナズマイレブンTCG』では「遠方からのシュートで威力が上がる」性能が付随された上での実装となっている。
しかし『イナズマイレブンGO』以降の登場は無し。カウンターシュートが実装され、加えて『3』の様々な技が復刻した『GO3』においても、この技は復刻されなかった。
とはいえ下記の余談の通り、同じ剣をモチーフにした技は登場する。
余談
『イナズマイレブンGO』では合体化身「聖騎士アーサー」が化身技として「ソードエクスカリバー」を繰り出す。ロングシュートなどの性能は付随されていないものの、破格の威力を誇る。
『GO2』ではアーサー王とミキシマックスした天馬がドリブル技「王の剣」を使用する。直前の描写を根拠に、この技名が指す剣は「エクスカリバー」で間違いない。