概要
CV:藤原啓治
地球連邦軍の軍人。階級は伍長。紫のバンダナを巻いたチャラそうな男。
戦闘支援用ホバー・トラックにソナー要員としてミケル・ニノリッチ伍長と搭乗している。25歳。
夢はプロのミュージシャンであったが親に無理やり入隊させられた過去を持っている。そのためか優れた聴覚の持ち主である。
軍人になってもミュージシャンの夢は捨てていない一面が度々見られ待機命令を無視したことがあった。隊長のシローを甘ちゃんと揶揄した人物だが、絡みは非常に少ない(本編ではミケル、カレンくらいしか絡みが見られずサンダースに関してはほとんど話していない)。
役割の件もありあまり目立っていなかったが、第5話「破られた待機命令」では実質の主役を務める。メジャーデビューが決まったことに浮かれて待機命令を無視してミケルを連れて近くの村へと繰り出すが、そこはジオン軍の勢力圏であり、ミケルと一緒に捕まってしまう(この時ノリスとアイナも立ち寄ろうとするが、彼らの声を聞いて嫌悪感を露わにしたアイナは後に回している)。
銃殺を待つ身となり絶望的になった挙句に牢内でミケルと醜い仲間割れを起こしていたが運よく見張り番を倒して脱出する。しかし、すぐに見つかり、ザクタンクを奪取して閉所恐怖症に打ち勝ちながら迎撃するが、重症を負ってしまう。その後はカレンに応急処置してもらい後方の野戦病院へと送られたため一旦離脱する。その際、(ラッキースケベもあって)自分に応急処置をしてくれたカレンに好意を抱くようになる。
彼がいなくなった後はミケルがホバートラックを任されるが、上手く立ち回れず、苦戦したため、いかにエレドアが裏で支えていたか痛感することになる。
第9話から隊に復帰し、カレンに積極的にアプローチしているが、あまり相手にされていなかった。シローの恋人についても興味津々だったが、ジオンの女性と聞いて驚きを隠せなかった。
『スーパーロボット大戦OE』では音楽家ということもあって、マクロスFのシェリルとランカに興味を示していた。
余談だが演者の藤原氏は当時放送されていた『新機動戦記ガンダムW』に毎週何らかの形で出演していた他、後の『機動戦士ガンダム00』では悪役のアリー・アル・サーシェスを演じている。