概要
エンプレスエイジとは、コミックアルナで連載されている漫画作品である。現3巻。
キャッチコピーは『闇社会の主役は我々だ!』。
ゲーム実況組織『○○の主役は我々だ!(以下:我々だ)』のコミカライズ4作目、及びコミックアルナ(※コミックフラッパーからの移籍含む)で連載されている我々だのコミカライズ3作目に当たる。
漫画は我々だの立ち絵や動画サムネイルでお馴染みのせらみかる、監修はゾムが務める。
略称は『闇主役』。
『闇社会』と呼ばれる暗黒の世界、異能力バトルを中心に描いている。流血、拷問など、グロテスクかつバイオレンスな描写が多いのが特徴。
鬱先生が女癖の悪いクズじゃなかったり、可愛らしいキャラデザになりがちなシャオロンがかなり男らしくなっていたり、ロボロの暴力性が押し出されていたりと、他のコミカライズとは一味違った我々だを楽しめる作風となっている。
あらすじ
かつて国の頂点に君臨した『女帝』たち。彼女らはそれぞれに人智を超えた不思議なチカラを持っていた。
シマザキフレアは就活に悩めるごく普通の女子高生。ある日、バスの崖下転落事故に巻き込まれるも、なぜか乗客乗員全員軽傷で済んだ。
ウツという男によると、それはフレアの中にあるチカラによるモノだという…。
日常と家族を守るため、フレアは苛烈な闇社会に身を投じる決意をする…。
登場人物
主要人物
フレア
本作の主人公。苗字は『シマザキ』。
ピンクのクセ毛と、鼻の絆創膏が特徴的な碧眼の少女。
両親を早くに亡くし、弟のタイヨウと2人暮らしをしている。
突然能力に目覚めたために、闇社会の住人から命を狙われてしまう。
便利屋を信じ、日常と家族を守るため、過酷な闇社会に飛び込んでいく。
能力の名称は不明。バリアや衝撃波を出す。
便利屋
ナイトの1人。
フレアの前に現れ、彼女を闇社会へと引き入れた張本人。
他作品の彼と違い、女癖の悪さが無く、頼れるクールガイな人物となっている。
ただしヘビースモーカーなのは健在で、換気の悪い室内だろうと病院内だろうと平気で吸う。
能力は、触れた対象に電撃を与える『ライトニング』。
ナイトの1人。ウツの後輩で、チーノの同期。
本家と異なり、ヘルメットは被っていない。
能力は、物質を音ゲーのように捉える『ビートスコア』。
ナイトの1人。ウツの後輩で、ショッピの同期。
目つきが非常に悪い。
能力は、懐中時計を利用する『ブーストタイマー』。
便利屋のボス。
音声通話のみの登場で、シルエットは不明。
闇社会の住人
カルア
シャオロン・コネシマと行動を共にする、緑の縦ロールツインテが特徴的な少女。大変けしからんおっぱいと太ももの持ち主。
能力は『インディゴビジョン』。他者の視界・記憶をジャックする能力と思われる。
賞金稼ぎ。
短気で喧嘩っ早い。
能力は、背後への攻撃限定で不可解な一撃を与える『パニッシュインパクト』。
賞金稼ぎ。
笑顔が怖い。
能力は、右足で蹴ったモノを自在に操る『リモートインステップ』。
組織『天錠会』の若頭。
本家同様に小柄な体格だが、雑面が黒くなっている。
ザクロ
通称『不死身のザクロ』。わかりやすいかませ犬ポジション。
能力は、どんな致命傷を負ってもたちまち復活する『超回復』。
その他人物
タイヨウ
フレアの弟。生意気だが、姉思いの少年。
ハリマ
OSK警察。
サトウ
OSK警察。ハリマの部下。
用語
- OSK
本作の舞台となる都市。多くの地区で構成されている。
第13地区は『闇社会』、第3地区は『マザーツリー特区』と呼ばれている。説明のつかない事故・事件が多発している他、警察上層部の態度も最悪なため、治安が良いとは言えない。
- 13地区
通称『闇社会』。なんと法律が適用されないらしい。
ウツ曰く『外で生きることができなくなった人間の世界』。
- 便利屋
13地区に事務所を置く会社。古びた映画館を、そのまま事務所として利用している。
- デーモンショップ
闇の通信販売サイト。違法薬物、盗品、果ては人身までも売買する。フレアはここで賞金を懸けられてしまう(当然無断で)。
- 天錠会
闇社会で活動する組織。
- ナイト
人智を超えた能力を持つ者たちの総称。全体の9割が男性であり、女性のナイトは非常に少ない。
- 女帝
女性のナイトの中から、更に選ばれた存在。世界三大美女にも数えられるエジプトの女王や神の声を聞いた奇跡の乙女なども、女帝であったという。