概要
「ゼンレスゾーンゼロ」ではホロウという異次元世界が唐突に現れ、世界を侵食して崩壊した世界が舞台である。
そのホロウでは普通の街に緑の蛍光を発する鉱石が辺りに突き出ている以外はまるで現世界のような風景が見られるが、その中はエーテルという物質に満たされており、これが現在本作の本拠地である新エリー都の生活に使われるエネルギー源となっている。ホロウは世界崩壊の元凶であると同時に生活を支える一面もある表裏一体の存在である。
しかし、ホロウを一番危険足らしめているのは神出鬼没であることと、"空間が"人を殺すことである。これはどういうことか。
ホロウはエーテルに満たされた空間であるが、長時間モノがその場にいるとエーテルがモノを侵蝕しはじめ、器物は崩壊し、ロボットはエラーで挙動がおかしくなり、電子機器は使えなくなる。では人間はどうなってしまうのか。
まずは「侵蝕症状」という体調不良が発生し、少し気持ち悪いや行動のパフォーマンスが落ちるところから始まり、これが重症化すると失神に歩行困難や記憶障害といった後遺症を伴う障害を負う事となる。これすら無視してホロウに居てしまうと・・・
身体中からエーテル結晶が生えていき、最終的には「コア」という丸いエネルギー塊を形成して人を襲う化物となってしまう。これが「エーテリアス化」である。
エーテリアス自体は機械や物質から発生するモノもあり、ホロウから自然発生することもあるが、人間が長時間ホロウに滞在しても最終的にはエーテリアス化してしまう。これは本作をプレイしてチュートリアルも始まってない段階からあるキャラクターがエーテリアス化するシーンが挿入されることによって非常に重要な要素として描写されている。
そして、本作のアクションパートで操作できる「エージェント」たちはこのエーテルの侵蝕にある程度耐えることができるエーテル適応体質を持っているため、ホロウに数時間滞在することが可能となっている。しかし「耐えられる」だけであり「生活できる」ワケではないため、彼らもそのまま長時間滞在してしまうと当然侵蝕症状に晒され、最終的にはエーテリアス化する可能性があるわけである。
本タグはそんな「もし彼らがエーテリアス化してしまったら?」を想像したシチュエーションタグとなっている。
「人間が人間でないモノに変質してしまう」シチュであるため、モノによってはR-18Gになってしまう点に注意。
関連イラスト
関連タグ
ゼンレスゾーンゼロ ホロウ(ゼンゼロ) エーテリアス(ゼンゼロ)
エーテル侵食体(仮称) 本作で実際にエーテリアス化してしまった例