分類
通称 | オオパンモドキ |
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和名 | ショクパンモドキ |
学名 | Pansarus gigantus |
科目 | パンモドキ科 |
解説
『ピクミン2』から登場したパンモドキを巨大化したような原生生物。パンモドキがロールパンのような外見をしているのに対してオオパンモドキは食パンのような外見をしている。
食性と生息域が同じなため生まれてしばらくはパンモドキと餌の取り合いをする。しかし、成長するにつれて小さな獲物には見向きもしなくなるためにパンモドキとの共存を可能としているとのこと。
パンモドキ同様にピクミンに対して襲いかかってくる事は無く、ピクミンがオオパンモドキを狙う事も無い。性質もパンモドキと同様で、お宝を自身の巣穴に引きずり込む。運んでいるものプラス3匹で引っ張り合いに勝てるが、放っておくとピクミンがお宝ごと巣穴に連れられて死亡することも十分にあるため注意したい。
皮も硬いのか紫ピクミン以外は投げ当てても弾かれ、紫ピクミンでもダメージは小さいが、ドルフィン初号機に引っ張っていくことで大ダメージを与える事が出来るため、ボスとしては比較的戦いやすい部類である。
なお、オオパンモドキのみボス共通のBGMが流れないが、オオパンモドキが登場するフロアはBGMが専用の物になっている。
登場するのは本編では食神の台所B6のみ。チャレンジモードでは食神のかまどB1にも登場。
『ピクミン4』で再登場。食神の台所と雰囲気がそっくりなぶんどりレストランの最終フロアで登場。『2』の専用BGMも使用されており、当時『2』をプレイした人には懐かしさを感じるものとなっている。今作では巣穴らしきものが見当たらず、その代わりにお宝や死骸を一定の場所まで引っ張った後、砂を掛けて隠しているようである。
また紫以外のピクミンでも10匹背中に乗せるとダメージを与えられるようになったが突進で反撃してくるようになった。ピクミンが死亡することはないものの、花が散ったりリーダーやオッチンにはダメージが入るため注意しよう。
ルーイメモによると、身はパンモドキよりも多いものの味の方はさらに大味の模様。
海外版では銀河系の食べ放題ビュッフェにのみ向いているという痛烈なアメリカンジョークが書かれている。
余談
内部データ上はパンモドキが持ち運べない重さ11以上のものを運ぶことが可能。ところがオオパンモドキの出現するフロアには重さ10以下のものしか配置されていないため死に設定。
しかし、ピクミン4では引っ張る力がピクミン30匹分になっており、出現するフロアに現れるクマチャッピーとオオパンモドキ自身が重さ12なので、ようやく設定が回収された。