分類
通称 | パンモドキ |
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和名 | マキパンモドキ |
学名 | Pansarus gluttonae |
科目 | パンモドキ科 |
活動時間 | 昼 |
重さ | 3 |
価値 | 3ポコ(2)、3キラ(4) |
増える数 | 3(1)、4(2)、5(4) |
体長 | 37mm |
解説
ロールパンのような外見を持った原生生物。
ピクミンと食性が同じで食べ物の奪い合いをすることが多く、ピクミンの包囲攻撃に耐えられるように弾力のある肉厚の表皮を持ち、衝撃が体内まで伝わりひっくり返るだけですむ。そのかいあってか直接的にピクミンが敵とみなして襲ってくる事は無く、同時にピクミンもパンモドキを襲う事は無いという原生生物の中では若干特殊な存在。
性格は穏やかで雑食性であり、ステージ上のペレットや動物の死骸などを自分の巣穴へ持ち帰ろうとする性質を持つ。この時ピクミンとペレットなどの取り合いになる事があり、ピクミンが巣穴の中まで引っ張って行かれると死亡してしまうので注意したい。
これらの性質から、『1』におけるオリマーの航海日誌では「ハイエナのようなやつ」と憎らしさを込めて解説されている。
パンモドキその物はピクミンが直接攻撃してくれない上、投げつけて直接ダメージを与えてもそのダメージは微小であるため真っ向勝負しても撃破するのは難しい。但し、パンモドキが運んでいるペレットなどを逆にピクミンを複数使って引っ張っていき、オニヨンに運び込むことが出来れば大ダメージを与えることが可能であるため、このようにして倒すのがオススメである。
パンチも有効であるため、これでトドメを刺すことも可能。また、本作では重さが1の物しか運べないが、見つけるとスピードを上げて近付いてくる習性がある。
『ピクミン2』ではお宝の探検家の友シリーズ以外で重さが10以下の物なら何でも運べるようになっており、お宝さえ巣に運んで行ってしまう為注意したい。運び込まれた宝物はパンモドキを倒せば巣の消滅と共に出てくる。
また、パンチは効かなくなっている。
さらに、パンモドキを巨大化したオオパンモドキが登場。但し、大きくなってもパンモドキはパンモドキであるため、攻撃をしてくることは無く、ボスBGMも流れないためボスである事を疑いがち。但しやはりピクミンを巣穴まで持って行かれると死亡する恐れはあるので注意したい。
『ピクミン4』にも登場。
今作では巣穴を持っていないようで、お宝や死骸を一定の場所まで引っ張った後、砂を掛けて隠しているようである。それに伴い引っ張り合いに負けても死亡する事はなくなった。
また背中にピクミンを投げ当てると、パニックを起こして逃げ惑うようになった。
こうなるとロックオン機能のせいでピクミンを当てづらくなってしまうので、倒したければ運搬物の引っ張り合いで勝つのが良い。
ピクミン10匹分の力になっている他、引っ張り合いで有利な時はピクミンを振り払うようにもなった。
ただし紫ピクミンの着地の衝撃で運搬物を手放してしまうようにもなった。地味に面倒くさい仕様変更である。
『Hey!ピクミン』には本種を小さくしたようなヒトクチパンモドキが登場する。
ルーイメモによると、パンのような見た目に反して固い、身が少ない、調理が大変な割においしくないという不評の三拍子が揃っているが、栄養価が高いので今後の研究に期待が持てるそうな。