概要
学名はOdontaspis ferox、英名はSmalltooth sandtiger shark。
近縁種に同属のビッグアイサンドタイガーがいる。
生態
詳しいことは解っていない。
未受精卵を胎児に与えるタイプの胎生であると考えられている。
コロンビアとレバノンには季節回遊する2つのグループがあるということが知られている。
分布
太平洋、大西洋、インド洋、地中海の熱帯から亜熱帯、温帯の海域に生息してると考えられている。
生息水深は表層から深海にかけて。
見分け方
同属のBigeye sandtiger sharkとは体色と歯の形で見分ける事が出来る。
オオワニザメは体色が灰色に近い色で黒っぽい斑点を持ち、歯の形は大きな主となる歯に対する複数の補助となる歯があるのに対し、Bigeye sandtiger sharkは体色は暗いチョコレート色で、歯の形は主となる歯に対する補助となる歯が左右に一つずつある。
かつては身体のつくりが似ているシロワニと同科であるとされていたが、遺伝子解析の結果からシロワニとは別系統であることが分かり、オオワニザメ科からシロワニは除外する分類が一般的である。