ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

オリエント工業

おりえんとこうぎょう

日本の人形製造企業。 いわゆる「ラブドール」などの“大人のお人形遊び”に使用する商品に特化している。 非常にハイクォリティーかつ高い機能性から、メディアでも取り上げられるほどの知名度を有する。
目次 [非表示]

※この記事はR-18の内容を含みます。苦手な方はブラウザバックを推奨します。


オリエント工業とは、日本企業の一つである。


概説

1977年創業。

東京都台東区上野に籍を置く。


かつてはアダルトグッズを販売する小売店だったが、その中でも風船式のダッチワイフの実用性と耐久性の低さに憂慮した創業者によって、もっと実用に耐えうる人形を作成するべく起業された。

さらに当時、親交のあった脳外科医から障害者の性欲処理の問題についても相談を持ち掛けられ、問題の深刻さから解決に一助したいという思いも後押ししたという。


商品化第一号「微笑(ほほえみ)」は、障害者向け商品として販売。耐久性を重視して様々な素材を複合して作成し、当時高くとも2万円だったダッチワイフに比べてもさらに倍近く高い38,000円で売り出した。この時点ではトルソーに近い形状だった。

これを82年に「面影(おもかげ)」へと改良し、大胆な開脚ができるように改良。素材もより人肌に近づけるようラバーゴムやラテックスを使用するようになった。

1999年にラテックス製の脆弱性を改良すべくソフトビニールへ変更した「明日香(あすか)」を発表。


さらに2001年に140cmというロリータ仕様の人形「アリス」を発表。これが見事にヒットし、従来品の5倍以上の売り上げを記録すると、業界でも一躍名を馳せることになった。また運転資金が潤沢になったことで、商品開発もより強化していくことを決める。

その後、アメリカで「リアルドール」ブームが巻き起こると、日本でもアリスのリアルドール化を希望する声が大きくなっていく。

しかしリアルドールにはシリコンゴムという、当時の業界としては未知の素材を使用することもあり、試験販売として50体を用意してホームページ通販で出品したところ、わずか20分で完売した上に発注を慌てて止めた時点で120件もの注文がかかり、新規受注まで3ヶ月を要することになる。さらに次回受注でも100件以上の注文が入り、しばらく会社は修羅場と化して生産に従事したという。


その甲斐あってドールの開発研究も飛躍的に向上し、現在では注文者のニーズに合わせた5種類のシリーズに加え、各シリーズごとに髪型や体形はもちろん、指先と目の作動や可否、陰毛の有無までオーダーメイドによって自由にカスタマイズできるようになった。

1体あたり50万~60万円が平均価格と高級で、オプションなどの設定次第では200万円以上になる場合もある。これらすべては基本的にホームページ通販での受注生産となっている。

2000年代には、アニメキャラクターをモデルとしたラブドールの製造もおこなったが、こちらは短期間で終了。


ほか、自社製ラブドールによるデリヘルサービスや、店舗でのショールーム展示など、自社製品を利用した様々な事業を展開している。


その製品の精巧さから、深夜のバラエティー番組でもたびたび取材に応じており、業界でも屈指の知名度を誇る。


ウェブサイト

トップページ


関連タグ

R-18

人形 ラブドール ダッチワイフ リアルドール

変態企業 日本面

関連記事

親記事

ラブドール らぶどーる

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 81265

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました