概要
MOTHER2に登場するキャラクターでツーソンに住んでいる。
自他ともに認める容姿端麗頭脳明晰な発明家と評判で、女の子にも人気が高く、隣通しで同じ発明家ながらどんくさく不潔なアップルキッドとよく比較される。オレンジキッド本人は自分ほどではないと思ってはいるもののアップルキッドの実力は高く評価しており、物の貸し借りをするなど関係は良好である。
自分自身を明るくめげない性格と語っているが、どちらかというと自分を過大評価している自惚れやで物事を超ポジティブに考えるタイプ。
ネスが尋ねると、グレートフルデッドの谷の噂のモンスターを倒すためのマシンを開発するため資金援助をお願いされる。
これを承諾すると、完成したばかりの「グレートオレンジマシーン」略してグレオレマシーンをくれる。
このマシーン、アイテムとして使うとオレンジキッドを讃える歌が流れ初め、歌うだけ歌うとマシーンが壊れてしまう、と表示される。
つまり実際には専用のBGMなどは一切流れず、ただ上記の文章が表示されるだけでなんの効果もない消費アイテムなのだ。
このアイテムをくれる時、世界平和に役立てて欲しいと言われるが、これをどうすれば世界平和に役立つというのか・・・
ちなみにこのグレオレマシーン、なんの役にもたたないがこの方法でしか手に入らないため意外とレアなアイテムだったりする。
ゲーム中ではネス達の役に立たないオレンジキッドだが、天才なのは間違いないらしく、その後はゆで卵を生卵に戻す研究という、現実で出来たらマジで凄い研究をしている。
なんと2015年にゆで卵の熱で凝固したタンパク質を尿素の注入による液化と機械による圧力でタンパク質の分子をほぐすという手法を使ってリアルでこの実験の成功例が出ており、その後癌の治療薬などの医療分野にて役に立っているとの事で、MOTHER2の作中では道化に見える彼だが現実世界の視点で見ると先見の明は有る有能な発明家といえる。
意味不明なものばかり発明するが、しっかりとネス達の冒険に役立っているアップルキッドとはあらゆる部分で対照的な人物といえる。