ブルー ブルー
ブルーブルー。概要
カーペインターさんをリーダーに「世界を青く塗り潰せば幸せになれる」という無茶苦茶な思想を掲げ活動している宗教団体。
本拠地となっている「ハッピーハッピー村」は彼らの思想を体現するかのように、建物はおろかなんと牛(もちろん生きてるやつ。話しかけるとPSIで意思疎通も可能)まで青く塗られ、まさしくブルー一色となってしまっている。
しかし、村内には一軒だけ青くない家が存在しており、ドアをノックするとなんとも珍妙な字体で書かれた返事が返ってくる。ぽえーん。
また、村からさらに奥にある、不思議な洞窟にも教団は手出しできなかった模様(正真正銘の特別な場所だからなのか、それとも単に敵が強力だったからなのかは不明)。
どうでもいいところだと、村内のドラッグストアで売られている商品はすべてお祈り済みらしい。一応、価格や性能に差は無く、呪われているなどということもないのでその点はご安心を。
…と、このようにどこからどう見ても怪しさ爆発のカルト集団なのだが、近隣のツーソンを中心に信者は日々増えており、教祖であるカーペインターの言葉はまるで催眠術のように人の心を動かすという。
なお、ポーラを誘拐したのも彼らで、彼女の能力に目を付けて教団の姫神様として祀ろうと企んだのだ(もっと言えば、背後にはやはり黒幕であるギーグの思惑がある)。
教団と関係があるかは不明だが、「うみたてタマゴ」の無人販売所があり値段は提示してあるが、払う金額を決める事が可能。値段以下はおろか払わずにいると・・・?
ブルーブルー。らんぼうなしんじゃ
ハッピーハッピー教の信者達は全身青い服に、これまた青い覆面を被っている。
どう見ても怪しい人です、はい。
一部のとりわけ過激な信者とは敵として戦うことになる。
青いペンキで塗りつぶし攻撃をしてきたり仲間を呼んだりするが、中身は一般人のせいかあまり強くはない。
ただし、ハッピーハッピー村では村の中に出現することがあるので油断は禁物である。
特に、教団本部となっている村で一番大きな建物の中の大ホールには凄まじい人数の信者がひしめき合っており、信者の合間を縫って進まねばならない、ちょっとしたダンジョンとなっている。
このホール内の信者すべてが一斉に襲い掛かってきたならば、さしものネスもひとたまりも無かったであろうが、幸いなことに大半の信者は祈りに夢中か、あるいは話しかければどいてくれるので、力ずくで強制排除しなければならない信者は数名で済む。
グリーングリーン。あ、間違えちゃった…。わたし、まだ新米なのよ。
この敵は大して強くない割には得られる経験値が多めに設定されており、放っておくと次々と仲間を呼ぶ性質もあいまって、プレイ次第ではレベル上げの良いカモになったりする。カーペインターとの対決前にレベルが足りないと感じたらこいつらで稼ごう。
ブルーブルー。教団の真実
実はカーペインターも信者もギーグが造った洗脳装置「マニマニのあくま」に操られているだけだった。つまり、彼らもただの被害者だったのである。
ネスがカーペインターを倒すと信者達も正気に戻って元の生活へと帰っていき、牧場の牛も無事に元の色(白黒)に戻った。
ちなみに、前述した教団本部の大ホール内には信者がたった3人だけ居残っているが、単に帰りそびれてしまっただけらしく、いずれ彼らも帰るべき所へと帰ることだろう。
行きは足の踏み場も無いぐらい信者が埋め尽くすカオス地帯だった大ホールが、帰り道では暇人3人とプレゼントボックス(宝箱)が点在するだけの閑散とした空間になり果てる様はある意味必見で、カルト教団の栄枯盛衰をひしひしと感じさせてくれる。
ブルーブルー。余談
「らんぼうなしんじゃ」が被る覆面が実在の秘密結社に似ていることから、海外版では「HH」の文字が消え、ポンポンがついたナイトキャップのようなデザインに変更されている。
そのため海外ユーザーの投稿イラストもそのように描かれている。