概要
KOFシリーズのオロチの力による血、オロチ一族がその身に宿すの血であり力である。
オロチ八傑集は血筋ではなく輪廻によってその力を受け継がせる為、基本的に八傑集の親族は普通の人間なのだが、レオナのように実父ガイデルが血と力を受け継いだイレギュラーも稀に存在する。
八神家は660年前にオロチと血の契約を交わし、以後は一族代々オロチの血を継承している。
そのため本来はオロチの血と八尺瓊の「封ずる者」としての力は全く別のものであった筈だが、660年という長い月日でそのふたつの力が混ざり合い、もはや分けられないひとつの力となっていることがKOF13の八神チームのエンディングにて語られている。
なお、オロチの血の力は強大である反面、本来オロチの者ではない八神家では扱いきれない代物であり、それ故に八神家の者は代々短命となってしまっている。
「THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!」内の描写によると、オロチの血は血液として体内を循環させるだけでなく飲むだけでも影響を与えるようである。
具体的には異世界人である庵の血を飲んだ現地人の彼女(当然オロチの血を宿していない)は「その時負っていた怪我の治癒」と「炎を生み出す力」を即座に得ている。
ただしその代償は庵以上のようで「肉体の変貌(蛇のような瞳孔に変化)」だけでなく、「炎を使えば命を削る」と明言されており、実際に力を使ったことで吐血する描写もある程。
これはKOF95にて庵が「一族以外には扱えない」という旨の発言をしていたこととは異なる描写ではあるが、「一族以外には(代償が酷すぎて)扱えない」という旨の発言だった可能性が高い。
実際に同作にてルガールがオロチの力を手に入れてオメガ・ルガールとして立ちはだかったが、彼はオロチの力を用いた代償と敗北によるダメージによって塵となって消滅している。
関連タグ
アーデルハイド・バーンシュタイン…超必殺技である「G・スクラーゲン」が父の「ギガンティックプレッシャー」とほぼ同じ動作での攻撃を行うため、オロチの力を得て以降の父と同様にオロチの気を発生させる。しかし、彼がオロチの血を受け継いでいるという描写は今の所無い。
ローズ・バーンシュタイン…登場人物ではあるが格闘は行っていないため現状不明。しかし、アーデルハイドがオロチの血を受け継いでいる場合、妹であるローズもオロチの血を受け継いでいる可能性がある(今のところ戦いの描写すら無いため、どちらとも明言できない状態)。