概要
イナズマイレブンオリオンの刻印に登場するブラジル代表チーム。監督はレオネイラ・カミオン(モデルは実在するブラジル代表の監督チッチ氏と思われる)。
FFI優勝候補の一角。実力は本物で1人1人が個人技を持ち、これまでの試合で相手チームに1点も許さずに勝ち進んできた。
メンバー全員の名前がフルネームではなく、オリオンの使徒でベルナルド理事長直属の精鋭でもあるが、それを感じさせない陽気さとサンバのリズムに合わせたリズミカルな戦法をとる。
かつてとある村で暮らし、一日を繊維工場の労働で費やす日常を送っていたが、工場を訪れたベルナルドから与えられたサッカーで楽しさを知り、進むべき道を照らしてくれた彼に信頼を寄せている。
FFI本戦からの登場で、決勝トーナメント1回戦(Round of 16)でイギリス代表と対戦し、勝利。2回戦(準々決勝)でイナズマジャパンと対戦。
試合前にイナズマジャパンとサンバで盛り上がったりと和気あいあいとしており、小細工なしの正々堂々とした試合を展開する。
だが試合が1-1のイーブンにもつれた時にベルナルドから監督経由で「オリオンのやり方」で潰すよう指示され、やむを得ず仕掛けることになる。
その手段は相手選手に近づく際に背中と首のあるツボを突いて全身の力を一時的に奪う「経穴殺法」を使う(昔のブラジルの格闘技で用いられたが、禁じ手として封印された)。相手を何度も突くことでの疲労を溜めることも。
しかし明日人が秘孔を受けてもなお立ち向かう姿を見てメンバー内に迷いが生まれ、後半からイナズマジャパンの「毒を以て毒を制す」反則プレー(をしたフリ)で、自分たちが反則を行うことが間違いであると自覚しつつも、ベルナルドへの指示を無条件で従うことが信頼と考えていたが、自分たちの正しいサッカーで本当の信頼を掴むと考え、反則プレーを行わないようになる。
試合結果は3-4で敗退。イナズマジャパンとわかり合い、互いの健闘を讃えた。
チーム名はアニメでは語られず不明だった(41話でのセリフにはそれっぽいのがあったが掛け声だったためチーム名としては扱われていなかった)が、アニメイト福岡天神ビブレで開催された「イナズマイレブン アニメイトオンリーショップ」でのポスターで判明した。
大人の事情かイレブンライセンス、イレブンプレカ、AC、SDへの収録がされておらず他のオリオンの刻印の海外チームも言えることだが、2024年現在のピクシブ上では集合絵どころかメンバーのイラストも殆ど無いという不遇の扱いを受けている。キャプテンのアルトゥールですら数点のイラストのみである。
設定資料が無いためか残当と言うべきか・・・。
所属メンバー
ポジション:FW、背番号:10/キャプテン
ポジション:GK、背番号:1
長身体型、紫とピンクのアフロポンパドールが特徴。
必殺技は「マカロニスパゲッティ」(パワーアップしたソース増量版もある)。
ポジション:DF、背番号:2
褐色肌で大柄の肥満体型、羊のような白髪が特徴。
ポジション:DF、背番号:3
長身体型、赤紫のアフロヘアーが特徴。
ポジション:DF、背番号:4
やや小柄な体型、無造作な青髪が特徴。
ポジション:MF、背番号:5
褐色肌、ツーブロックにした紺のポンパドールが特徴。
必殺技は「デス・サンバ(シュート技)」(パートナーはアルトゥール)。
ポジション:MF、背番号:6
褐色肌、黒の地毛を黄色く染めた左側を伸ばした髪が特徴。
ポジション:MF、背番号:7
大柄な体型、赤茶の無造作な長髪が特徴。
ポジション:MF、背番号:8
褐色肌、紫の地毛を黒く染めたドレッドヘアーが特徴。
顔つきからロナウジーニョが元ネタと思われる。
ポジション:MF、背番号:9
黒のメッシュが入った外ハネのブロンドヘアーが特徴。
演者の沢城千春氏は過去作でシュウの声を担当した沢城みゆき氏の実弟でもある。
ポジション:FW、背番号:11
太陽の様な赤茶の髪、出っ歯が特徴。
メンバーの中では「オリオンのやり方」に疑問を抱き、一時はチームメイトの行動を阻止しようとした。
ポジション:DF、背番号:14
控え選手。
褐色肌の長身体型、ブロンドのアフロヘアーが特徴。
サンバのホイッスル担当。
ポジション:MF、背番号:17
控え選手。
褐色肌、水色と黒のアフロヘアー、出っ歯が特徴。
サンバのドラム担当。
関連タグ
ザ・キングダム…正史の世界におけるブラジル代表のチーム。ちなみに42話で彼らにそっくりなキャラクターが「経穴殺法」のイメージで登場している。