概要
MARVELコミックに登場する地名。
2種類あるため、関係が深いキャラ・イベント名で区別される。以下年代順。
ハイ・エボリューショナリーの造った天体
1972年の『Marvel Premiere #1』で初登場。
生物・遺伝学者の彼が実験場として、太陽から見て地球と同じ軌道の反対側に小惑星を配置して整備したが、住まわせた獣人「ニューメン」が争いを起こしたため、アダム・ウォーロックが管理者となった。
MCUでは映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に登場。
ハイ・エボリューショナリーが地球人では(おそらく)無いため、「かつて観光で訪れた際に感動し、模して作った」と変更されたが、その点以外は概ねコミック準拠。
宇宙船もあるが、車やバイクなど獣人の文明レベルは現代の地球と同じ。ニューヨークと思われる街には自由の女神では無く「右腕を上に上げ、左腕にはチンパンジーを抱くハイ・エボリューショナリー像」がある。
フランクリン・リチャーズの創った世界
1996年の『Heroes Reborn #1/2』で初登場。
オンスロートとの戦いで死亡したヒーローたちの転生先として、ファンタスティック・フォーのリード・リチャーズとスーザンの息子フランクリンが無意識のうちに異空間ごと創造したもので、最終的に彼らは元の世界に帰還し、しばらく経って中心となる天体自体も元の世界に移動した。
なお転生した面々はこの世界独自の記憶や歴史を持っている。
またこの世界で生まれたキャラとして、キャプテン・アメリカの関係者リチャード・バーンズとペギー・カーターに相当するマーガレット・カーターの孫娘「レベッカ・"リッキ"・バーンズ」がいる。
元のバッキー・バーンズの姉妹と同じ名前の彼女はバッキーのポジションを務め、元の世界に移ってからは「ノーマッド」と名乗り、アンニャ・コラゾン / スパイダーガールの相棒などとして活躍している。