ストーリー
種族の創造
光の神「アリエル」は世界を進化させるために五柱の神を生み出した。
それぞれの神は「ヒューマン」「ペリペン」「ドワーフ」「ユン」「オーク」を創り、アリエルは世界を調停する役割を担う「エルフ」を創った。
大いなる混乱
エルフが他種族と交流を結ぶ中で、ヒューマンはその好奇心と欲望を止めぬことなく文明を進めていた。そんなヒューマン達に謎の伝染病が蔓延。その病気に感染したものは、血肉が腐って骨だけの醜い姿となってしまう。伝染病は他の種族にもおよび、それがエルフにも及び始めると、エルフたちのリーダーである現教皇「エルディン」は感染者の虐殺を実行。感染者たちは辺境の地に追いやられてしまった。
絶望と復讐
時を同じくして、ラミアン王国にも伝染病が流行り始めた。王国に所属する聖騎士「レオニック」はエルフに背いてでも感染した民を助ける方法を決行。これによって日頃自分を妬んでいた同僚「ガリトス」率いる大部隊に追われてしまい、逃走の最中、自らも伝染病に感染してしまった。
明日の光すら見えぬ悲惨な現実を目の当たりにしたことにより、レオニックは神に対する猜疑心と信仰心の板挟みに苦しむことになった。そんな彼の前に謎の光と共に本が出現。その本には伝染病の治療方法と予言が書かれていた。その予言の一部にはエルフが伝染病を起こしたという記述が書かれていた。
これを知ったレオニックは感染者の指導者のなり、伝染病の元凶たるエルフに対する血の復讐を誓うのであった。
概要
5対5に分かれて戦闘を行い、相手の本拠地を先に破壊した方が勝ちとなる。
基本的な流れとして、
- 上、斜め、下の各レーンの陣地の境目に2つある砦。
- レーンの陣地を守るガーディアン
- 陣地にあるバラック。
- ラストタワー。
- 本拠地。
を上から順に破壊しなければならない。順番通り破壊しないとそれより先の建築物にダメージを与えることが出来ないからである。
ヒーロー
ヒーローたちはそれぞれ、
- 世界の平和の為に感染者の殲滅を仕掛ける、エルディン率いる「神聖連合」
- エルフへの血の復讐を誓ったレオニック率いる「不死軍勢」
の2大勢力に分かれて戦う。
また、「力」「敏捷」「知能」という3つのタイプと、
- 前線で味方の盾となり、敵の進行を妨げる「前衛型」
- 素早い手数で防御の低い相手を狙う「闘士型」
- レベルアップに応じて高い攻撃力を発揮する「晩成型」
- 味方の支援と敵の妨害を得意とする「補助型」
- 後方から複数の相手を殲滅する「魔導型」
の5つの型が存在する。
下記に紹介するヒーローは、それぞれの陣営のマスターと初期から使用可能なヒーローである。
スキルやその他のヒーローに関しては別記事を作成する予定です。
神聖連合
光の断罪者 エルディン
「全ての救いの声に耳を傾けてください。」
神聖連合のマスター。
エルフの最高権力者である「教皇」の座についている男。
神の声を聞く能力によって最下層の身分から現在の地位までのし上がった強運の持ち主。
人々からは尊敬されているが、その性格は穏やかながら冷酷さを臭わせる。
蒼穹のアーチャー アグネス
「常に緊張を緩めるな!」
全てのエルフの軍隊を統率する総司令官。
普段は後方から味方を指揮するが、ひとたび前線に出れば愛用の弓「ヌブリア」と直属部隊「蒼穹の弓」による猛攻で敵を沈める。
厳しくも優しい女性エルフたちの憧れの存在。
稲妻の戦士 アルカラス
「稲妻の力は全能の法である!」
エルフの新鋭部隊「さまよう影」の副団長。
雷の魔法と白兵戦術を融合させた戦闘スタイルで数多くの戦場を渡り歩いてきた無双の戦士。
その強さを裏付けするように、常に自信にあふれた性格となっている。
アルリアのダンサー シルク
「お祭りが始まりますよォ!どうぞご覧くださ~い!」
ダンスと歌を愛する花の国「アルリア」の超人気ダンサー。
その踊りはハスの花びらが舞っているかのように美しいと称されている。
戦争とは無縁の彼女がなぜ介入を始めたのか?それは不死軍勢に自分の事を知られていない事にショックを受け、その存在を覚えさせる為である。
心優しき岩の怪物 ストーンコールド
「ぼくがんばる。ロカンのために。」
ペリペンの呪術師「ロカン」によって、呪いから解放された岩の怪物。
全身が苔でおおわれており、その身体は刃をへし折り、その拳は鎧を砕く。
心優しいストーンコールドは、ロカンの旅を支えるために彼の従者となった。
不死軍勢
殺戮の救援者 レオニック
「血の宴の始まりだ!」
不死軍勢のマスター。初期ヒーローではないので注意。
伝染病によって追放された感染者達の救世主。
かつてはラミアン王国の聖騎士だったが、伝染病の惨状の末に、エルフへの復讐を誓う。
味方には多少なりとも優しいが、敵には一切の情けをかけず殺戮を行う。
苦痛の女王 アカシャ
「もぉ・・・そんなにアタシがいいのね・・・?」
闇の種族「カルドン」。その四天王の一人である紅一点。
わざと隙を見せて相手を罠に嵌める戦法を得意とし、毒で苦しむ様を見るのが大好きなサディスト。
「レオニック」配下の暗殺者「レファド」に敗北して以来、彼を始末するタイミングを狙っている。
怪力の無法者 キングジェイ
「義理と人情を軽んじるヤツは、痛い目に合わせてやるゾウ。」
アルタラク砂漠出身の象の半獣。棍棒を得物にする。
他の半獣に比べて、力と知性に優れていたため、若くして隊長になった。
伝染病が砂漠にまで及び始めると、彼は部下の治療と引き換えに「レオニック」の配下となった。
恐怖の野獣 グルル
「グル!」
元々ただの熊だったが、三使徒の一人「オブリー」によって肉体改造された。
元来持つ怪力と体力、爬虫類の再生能力をもっており、不死に近い肉体となっている。
肉体改造の過程で記憶を失っているが、動物的本能が「オブリー」を警戒している。
蛇顔の魔女 メデューサ
「アンタ達、食事の時間だよ。」
元々ただの蛇だったが、闇の神「ラデス」が「ヘルジュナ」護衛の為に力を与えた。
大小さまざまな蛇を召喚し、強大な魔術と猛毒で相手を仕留める。
蛇らしく狡猾ながら、主君への忠誠心が強い。
いたずら悪魔 悪童
「アッタしいイタズラひらめいたぁ!」
カルドン四天王の一人。
その子供のような見た目に違わぬ明晰さと残忍さをもち、重力を操って相手を捻り殺す。
常にいたずらと仲違いを起こすのが好きなため、味方からも警戒されがち。