カードテキスト
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターの数が同じ場合に、
その内のどちらかの属性を全て除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの属性は「光」としても扱う。
このカードが特殊召喚に成功した時、
特殊召喚するために除外したモンスターの属性により、以下の効果を発動できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
●光:フィールド上のモンスター1体を選択して除外する。
●闇:相手の手札をランダムに1枚選び、相手のエンドフェイズ時まで裏側表示で除外する。
概要
2013年にVジャンプ誌上で行われた、原作漫画出身モンスターの中から投票1位のカードをリメイクする企画により生み出されたモンスター。
この企画において投票対象はあくまで儀式モンスターのカオス・ソルジャーだったのだが、当時のSNS等では大多数がカオス・ソルジャー-開闢の使者-の方のリメイクを期待して投票している状態であった。
そうした結果の影響の有無は不明だが、カードとしての効果は開闢の使者を大きくイメージしたものになっている。
というより、闇で手札に干渉できる唯一の利点も一時的でしかなく、その他の点ではほぼ全てにおいて開闢の使者の劣化版である。
なお、投票では儀式の方であった影響か、同時に暗黒騎士ガイアモチーフのモンスター等も登場しているが、これらも実用性に乏しく、結果としてこのカードを含む5枚全てが観賞用のような有様となってしまっている。
カオス・ソルジャー(儀式)及び暗黒騎士ガイアはたびたび強化されているのだが、ただでさえ弱いこのカード達に強化後の居場所などあるわけもなく、再評価で高騰することも、再録されたこともない。
イラスト
白と黒の半分こという強烈な配色をしている。
後にこのカードの白い方だけが全身となった光属性の聖戦士カオス・ソルジャーが登場したが、闇属性とされる黒い方についてはそれから5年以上が経過してもなお登場せず放置されている。
時期的に黒い方は超戦士カオス・ソルジャーのつもりなのかもしれないが、あちらは地属性である。