じん(自然の敵P)氏のカゲロウプロジェクトに登場する、カノと如月モモのカップリング。
趣味などが少し変わっているモモをよくからかうカノ。そのコンビは一部のファンから支持を受けている。
同じことを考えていたりと、そのことに関して小説内でカノが、「あ、やっぱり?なんとなくだったんだけど、いやぁキサラギちゃん、気が合うねぇ!」等と称し、「や、やめてください、キモチワルイです……」とモモに返され、落ち込んでいる。
カノもモモも横髪が長いアシンメトリーである共通点があり。二人ともある意味世話の掛かる姉と兄を持っている。その二人とも同級生で、深い関係性を持ち、カノは「カゲロウデイズⅢ-the_children_reason-」にて、モモの兄を糾弾したこともある。
また、キドを通してこそ友好関係になったものの、初対面だと最悪の関係になってしまう。
モモは小説・漫画序盤では年上なのを分かった上で「カノさん」と呼んでいたが、漫画アナザーストーリーになると「あんた」、「あいつ」と呼ぶようになる。
そしてひたすらカノを疑い、ひたすらムカついている。これはおそらく、初対面時はメカクシ団側であるカノと、非メカクシ団員側のモモという、正反対の立ち位置が原因であるとされる。
二次創作内では、モモをカノが気遣うという関係性が描かれていることが多い。性格の明るいモモが落ち込むところやカノが見せるさりげない優しさなどが、キャラクターの魅力をそれぞれに引き出しているものと考えられる。
ちなみに、チルドレンレコードでの立ち位置は隣同士であり、アウターサイエンスの冒頭部ではツーショット(シルエットのみだが)にもなっている。
劇中での動向
アニメ第3話
テロリストによって占拠されたデパート内、真っ先に実の兄である如月シンタローの下へ駆け寄ろうとしたモモの手をカノが掴み、「お兄さんの方は僕が行く」と告げた。
カノモモを贔屓して考えるならば、
- 呼び止めればいいところを、わざわざ追い掛けて手を取っている。
- その後の「とりあえずここにいて」という台詞から彼女の身を案じて、同時に兄は任せろという意味の行動だと察せられる。
解釈は数多あれど、カノモモファンには堪らないカットである。