概要
チリのロス・ラゴス州に存在する離島、チロエ島の伝承に伝わる海の怪物。
一本の角が生えた雄牛、若しくは子牛の様な姿をしているとされる。
また、川の上流で生まれたタツノオトシゴが成長するに従い、上述した様な姿となって川を下り海へと移動した存在こそが、カマウェトーと伝わっている所もあるほか、「海のチヴァト」とされる事もある。
牙や鉤爪を使って崖をくり抜き隠れ棲んでおり、自身の棲み処に近づいて来た船を襲い、人を喰らう獰猛な怪物であり、中には時間を操作したり、雷雨を発生させる神の如き能力を持つと伝わっている地域もあるという。