概要
うずまきナルトが初めて受験した中忍試験を木ノ葉隠れにまで受けにきた雨隠れの下忍達の一組で、複数本のカラ傘を背負っていて、武器にそれを使用している。
通称・雨隠れのおじさんこと大男のシグレをリーダーに小柄な怪力男バイウ、参謀役ミダレの三人組。
アニメオリジナルで、山椒魚の半蔵の派閥に属している事が明らかとなった。
本編での活躍
中忍試験において、死の森での試験で砂隠れの我愛羅達と遭遇し喧嘩を売られ、シグレが大技・如雨露千本で仕止めにかかったものの、砂による絶対防御には通用せず、シグレは砂に潰されて死亡、バイウとミダレも殺害されて全滅した。
アニメでは他里から参加した実力者風の雰囲気を漂わせながらシグレが登場(似た感じで登場したのが草隠れから来た大蛇丸に顔を奪われ殺害されて成り変わられたくノ一がいる)している。
余談
作中においては中忍試験の連載当時で雨隠れで目立った存在であるシグレ達三人を称してカラ傘組、ナルト達7班と薬師カブト相手に幻術をしかけて苦戦させた篝、無火、朧の三人を三位一体組と称している。
ただ、このシグレ達に限らず、この当時の雨隠れの忍は幻術組以外は背中に武器を仕込んだと思われるカラ傘を背負っている者が多く(一介の受験者としてナルトに接近したカブトが「気が短い」と評した雨隠れからの受験者も背中にカラ傘を背負っている)、海野イルカが中忍試験を受けるナルトたちの実力を図るために変装した雨隠れの忍(声:高木渉)もカラ傘を背負い、服装はバイウやミダレに近いものだった。アニメオリジナルの木ノ葉隠れと砂隠れで行われた中忍試験でも雨隠れからの参加者にはカラ傘を携帯した下忍が数名いた。
恐らく、常に雨が多く降る雨隠れにおいては日常生活の道具に擬装させたカラ傘を使う系統の術者が多いと思われるが、初期の雨隠れはカラ傘を使うと言うイメージで描かれていたと思われる。