いいさ!やはりお前とは戦う星の定めならば…蹴り砕くまでッ
概要
ナイチンゲール率いる偉人の杜に所属する『王』の位の廻り者。二つ名は流星王。
かつてバルト帝国に君臨したカール12世の廻り者。生前幾度も対峙したピョートル1世とは廻り者としてもライバル関係にある。
人物
腰まで伸びた赤と金色が入り混じった長髪と、髑髏のようなマスクが特徴的な容姿をしている小柄な女性。背後には3つの星の輝きのようなモノが浮かんでおり、才能行使の際にはこれが強く発光する。マスクの下では藍色の髪留めをしており、左目には赤いアイラインが血のように塗られている。そして右目はひび割れた空洞のようになっていてその内部には銀河のようになっているのが19巻表紙から確認出来る。
その人物像は後述する強大な能力もあって非常に好戦的。尚且つ人間の時代である現代社会にこそ『王』が必要という思想を持っており、『偉人の杜』の偉人類化計画には本心から賛同している様子。
術王ピョートル1世とは並々ならぬ関係であるらしく、かつて彼を偉人の杜に誘ったが断られたことがある。それ以前の関係性は不明だが、19巻の購入者特典では決して悪い仲ではなかったことがうかがえる。
才能
『星の堕子(ほしのこぼつご)』
流星王の二つ名の通り、自在に隕石を落下させる能力。
他の王たちと比較しても突出した攻撃力を有しており、この才能を行使すれば周囲に高熱や巨大なクレーターが発生し、衝撃波が巻き起こる。作中ではツングースカ大爆発やバリンジャー・クレーターについて触れられていたが、その規模の隕石を落下させられるかは不明。
才能を行使せずとも並の廻り者とは比較にならない実力を有しており、待ち伏せしていた人類軍の兵器や超能力者集団『神秘会』と『スターゲイトプロジェクト』を身体能力のみで一蹴している。また、戦闘スタイルは基本的に蹴り技を多用しており、踵落としだけで地面を蹴り砕くほどの膂力を持つ。