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キレバヒトツメジャノメ

きればひとつめじゃのめ

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科コジャノメ属に分類される蝶の一種。日本にはいない。

概要編集

和名キレバヒトツメジャノメ
漢字表記切翅単眼蛇ノ目蝶
英名South China Bushbrown
学名Mycalesis mucianus
分類鱗翅目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 コジャノメ族 コジャノメ亜族 コジャノメ属
分布域中国南・南西部、香港海南島台湾インド東南アジア
幼虫の食草イネ科(ススキ類など)、カヤツリグサ科(スゲ類)
成虫の発生時期周年発生

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科コジャノメ属に分類されるの一種。日本にはいないが、お隣の台湾ではよく見られる。

日本で見られる近縁種のコジャノメヒメジャノメより一回り大きい。

前翅の先端がハサミで切られたように直線的になっていることがキレバの由来。

ヒトツメの方は翅を開くと目立つ一つの大きな目玉模様が現れることから。

雨季型と乾季型の二つの型があり、雨季型は翅裏の眼状紋(蛇の目模様)が目立つが、乾季型は眼状紋が無いまたはごく小さく、枯葉の様な見た目をしている。

成虫は日中に林縁やその周辺の草地を飛びまわり、花や樹液、腐った果実などに集まる。

よく似た近縁種にミネウスコジャノメがいるが、翅の形状で識別可能。

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