ウィキペディアより抜粋
経歴
南カリフォルニアで生まれ、モンタナ州パラダイスバレーで両親と妹の4人家族で育った。イリノイ州シカゴの学校の遠隔教育をホームスクーリングで受け、高校の課程を15歳で終えたあと『エラゴン』と続編『エルデスト』の執筆に取り掛かった。
2002年、両親の経営する出版社から『エラゴン』を出版した。パオリーニは中世の衣装を着て、135の学校や図書館を回りキャンペーンを行った。『エラゴン』の第1刷の表紙は妹のアンジェラが描いた。彼女は内表紙の地図の絵も描いた。
キャンペーンの途中、パオリーニはカール・ハイアセンの義子の通う学校で講演を行った。ハイアセンが知り合いの編集者だったAlfred Knopfにこの本について話したことから、第2刷以降は2003年8月にKnopfの出版社で出版されることに決まった。わずか19歳で、パオリーニはベストセラー作家としてニューヨーク・タイムズに載った。『エラゴン』は同名で映画化・ゲーム化もされた。
『エラゴン』の続編である『エルデスト』は、2005年8月23日に発売された。3作目である『ブリジンガー』は2008年9月23日に発売。このシリーズは4作目まで続くことになっている。 2011年11月に最終巻である『Inheritance』が本国で発売された。日本語版の発売日は2012年11月15日。
作品
影響
パオリーニの作品には自然が大きな影響を与えている。フィリップ・プルマン、タモラ・ピアスとの鼎談で、彼はパラダイスバレーの自然が発想に大きな影響を与えたと語った。またJ・R・R・トールキンの作品やベオウルフからも大きな影響を受けている。
『エルデスト』の中で、彼は無神論で菜食主義のエルフを描いているが、彼自身は菜食主義者ではない。