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概要

おねがいマイメロディシリーズの登場キャラクター、クロミが自分に悪夢魔法をかけ人間の姿に変身したときの名前。

主にクロミの誕生日であるハロウィンの日に登場する。元は柊恵一とダンスを踊りたいが、身長に問題があったためために変身した。

この時は一人称が「あたい」から「私」に変わり、性格も幾らか可憐で淑やかなものになる。

声色もほぼ別人だが、CVは変身前と同じ竹内順子。まさに声優の本気。

メロディ・キーの使用者が自分に魔法をかけるには「8本の蝋燭に火をともし、魔法陣の中心で呪文を反対に唱える」という独自の手順を踏む必要があり、魔法解除の際には蝋燭の炎が消える前に火を自分で消す必要がある。自分で消さなかったり蝋燭の炎がすべて消えた際には自分が一番なりたくない者(=クロミの場合はマリーランドで極刑に値するバク)の姿に変えられるリスクが存在する。

黒のドレスとクロミ(後述の盲導犬ポスターでは珍しく白いポロシャツ)の耳を模した黒髪ツインテールが特徴。頭には真紅の薔薇の飾りがあり、花弁を投げることで開かない扉を作ってもいる。

彼女の影はクロミの形をしており、加えてクロミの尻尾が生えたままのため夢野歌達にはクルミ・ヌイ=クロミであることを知られているが、柊は正体を知らずにいて、彼女のことは思い出の人物として彼の記憶に残されている。

柊の夢のゴミ袋の中は歌との記憶ばかりであったが、クロミやクルミとの記憶が袋の奥に残っていた。

『くるくるシャッフル』第31話でも、ハロウィンの仮装パーティーにてバクが誕生日プレゼントとして城から持ち出した前作のメロディ・キーを使うことで再変身。

ひょんなことからウサミミ仮面が柊である疑惑を確かめるため(※1)のものだったが、彼と踊ったことで正体に勘づくも最終的には気づけなかった(柿崎翔が仮装していた柊を本人と誤認した)。

しかしマイメロの勘違いもあって蝋燭を消されることで魔法のリスクが発動(事実上バク化)するも、運よく永大橋先生を元に戻し1オクターブ揃ったピンク音符の力で元に戻っている(結果、今回のクロミの自業自得だったが、今回のマイメロのろうそくを消したことに関して完全な確信犯行動であり彼女にも非があると思われる)。

なお、今回の一件後、クロミへの誕生日の事は恵一が覚えておりハロウィンパーティ後、ドレスアップしてもらい改めて彼女へのパーティーを行い今回恵一からクロミとダンス(手すりの上に乗せクロミへの身長をカバーしてもらった)を踊っている。

※1ハロウィンで去年の時みたいに恵一の言葉を着かなりむしゃくしゃしていた時、偶然ハロウィンパーティの招待状が届いていなかった(その後、セバスのミスで郵送していなかったことが判明)永大橋を見つけ腹いせで彼に悪夢魔法をかけた後、マイメロが呼び出したウサミミ仮面が一掃、キャンディを食べさせるが、偶然永大橋が食べてしまいキャンディが切れたため仮装パーティーに紛れるため一旦自室に戻った所をクロミが見かけた

『すっきり♪』では夏のエピソードにあたる第20話で仕事が忙しくバカンスで歌たちに接することができず、柊親衛隊の燕子花姉妹がしつこく追いかけたまらず潤のヘリで逃げようとするが、黒音符に取りつかれ飛んで追いかけてくる。そこで歌の計らいと判断ででお助けキャラとして召喚された。時間限定で変身し、柊の窮地を救っている。 その後、接しなかったクロミに彼の電話で接せなかった詫びを入れ「必ず戻る」とメッセージを残している。

小説版『はいすく~る』では、事前に狂暴化した王様(エレファント55世)のお助け要員として呼び出したウサミミ仮面が事件解決後、シツジ仮面から「恵一坊ちゃまが戻ってくる」ことを伝えられるものの、恵一が諸事情でと喧嘩別れ状態(※2)だった歌を慰めるために食事に誘ったことを知り嫉妬したクロミはもう一度振り向いてもらうために、ニャンミが寝ている隙を突いてマリーランドへ忍び込みメロディ・キーを強奪、再び変身して恵一に近づこうとする(この時は過去2回の反省経験を生かしてか約2時間用のろうそくを用意していたしていた)。

しかし、ダークパワーに侵され嫉妬の化身と化していたニャンミが恵一にドクロボウを放つも、それをクロミが庇って彼女の薔薇のブローチに当たってしまい、あろうか自分が凶暴化して完全武装化したドレスを着て暴れ出す(だがさすがに恵一を怪我をさせると思い、唯一恵一の攻撃は避けた)その後、マイメロがお助けキャラとして呼び出したマイメロパパの介入や王様&王妃様カップルの「ラブラブビーム」を浴びてドクロボウの呪縛が解ける。その後、制限時間が近づいていると思い即座に回収に向かったバクに連れられ蝋燭を消して元に戻ることに成功、同時にニャンミとドクロボウの恐ろしさに認知して止める側に入った。

※作中小暮と遊園地デート中、偶然怒り狂ったニャンミがドクロボウを歌の胸に向け放つも小暮が彼女を庇う。しかしその屋が彼のスマホに当たってしまう。その後、お互いにメールを送ったが、そのメールが小暮が歌に対しては明らかなエロメール、逆に歌が小暮に対しては彼をストーカーまがいといった無茶苦茶な内容になってしまったのが原因。その後、決戦直前メールを送ろうとしたが、彼のスマホにドクロボウの紋章が写ったことをフラットが怪しんだため彼らの手でスマホを破壊しドクロボウが見つかったため真相を歌に教えることができた。

キャラクターソングは、「クルミロンド」「クロイヒトミ」。中の人の歌唱力も相まって、ファンなら必聴の二曲である。

意外な大抜擢

このようにクロミは本来悪ぶっているキャラクターだったが、クロミ・ヌイとしては本来の素直さ、けなげな可愛らしさ、女の子らしい事が話題となり2009年盲導犬施設連合会における6代目盲導犬普及支援オリジナルポスターイメージキャラクターとして大抜擢された

ちなみに彼女の前のイメージキャラはで真希波・マリ・イラストリアスでこれ以降には暁美ほむら(10代目)、佐倉杏子(11代目)、綾波レイ(9代目)が起用されている。

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