概要
アプリゲーム版「ウマ娘プリティーダービー」で登場する全てのウマ娘育成シナリオ内で発生するイベント(ミニゲーム)の一種。
育成中にお出かけを選択してお出かけイベントの後にごく稀にこのイベントが発生する。ただしデビュー前、URAファイナル、トゥインクルスタークライマックス出場中、夏合宿中、海外遠征中は発生しないので注意。
商品は、ウマ娘を模したぬいぐるみ「ぱかプチ」。
クレーンゲームの名の通り、三方向にいるぱかプチをクレーンでゲットするミニゲームで、取るのはもちろんトレーナー(プレイヤー自身)。
種類はそれぞれ制服、勝負服(イベント産も含む)はもちろん、巨大ぬいぐるみや表情の違い、マイク持ちとかなり凝っている。
クレジットは三回までで一回プレイするたびにアームのスピードがあがる。
出現するぬいぐるみは2パターンあり、白の光は一体か二体。金の光は新しいぬいぐるみ三体以上確定(くっつき方が明らかに物理法則を無視している)。
ただのミニゲームと侮ってはいけない。
成功か大成功すると「体力回復」「やる気が上がる」「直線回復のヒントLv+1または2を習得する」とメリットも沢山。失敗のパターンは何も入手せずに終了する。
成功条件は通常のぬいぐるみを1~5体。または巨大ぬいぐるみを1体入手。
大成功条件は通常のぬいぐるみを6体以上。または通常のぬいぐるみを2体以上と巨大ぬいぐるみを1体以上入手。
アームのやる気や金の光演がない等、運要素もあるが腕試しにちょうど良いかもしれない。
単体での完成度が高く、育成抜きでプレイしたいと言う意見が多かったが、2023年8月末での更新により、メニュー画面で常設でプレイが可能となった。
さらに、獲得できるぬいぐるみの一覧も表示されるようになった。
操作方法
画面下に現れる矢印ボタンをタップだけのシンプルな操作で長押しするとアームが横に動き出し、離すと停止して自動的にアームが下まで伸びる。狙おうとしているぬいぐるみの真ん中に合わせてぬいぐるみを掴み、取り出し口まで運べば成功。少しでもズレていると失敗になる。
本来はしっかり立っているぬいぐるみもいるがその中には犬神家のような「逆さまの状態」や「寝たきり」「傾いている」などのものもあり、それらはアームがしっかり挟みづらい。
スワイプで画面を確認し、狙おうとしているぬいぐるみを見定めることが可能。冒険して複数ゲットするか無難にゲットするかはトレーナー次第。
元ネタ
システムも仕様もちゃんとした元ネタがあり、アレンジとして流れているFM音源は1991年にSEGAが開発した実際にあったクレーンゲーム「NEW UFOキャッチャー」。
代表ゲームソニック・ザ・ヘッジホッグで流れるソニック風のFM音源をモチーフしている。世代にドンピシャかやった事、聞いた事のある人は馴染みがあるかも。
ゲーム性は任天堂/HAL研究所の「星のカービィ夢の泉の物語」のミニゲームの一種「クレーンフィーバー」。
大と小のぬいぐるみ、ズレると失敗、アームの速度仕様、景品の入手演出はやはり似ている。
その他
上記のミニゲームとは別口ではあるが、サトノダイヤモンドは自宅にクレーンゲーム筐体を持っており、メジロマックイーン育成ストーリー内の秋シニア三冠を達成した際のイベントで、マックイーンのぬいぐるみを取って遊べる金色のクレーンゲーム筐体をプレゼントしている。
サトノダイヤモンドといえば実馬の馬主がSEGAの親会社であるセガサミーホールディングス会長の里見治氏であるので、これも一種の馬主ネタである(ただし里見氏自身は「UFOキャッチャー」のSEGA出身ではなく「スタークレーン」のサミーの方の出身である)。
また、StarHorse4とのコラボ第2弾でスタホ側にクレーンゲームが実装されたが、BGMは「NEW UFOキャッチャー」のものがそのまま使われている。
関連イラスト
イラストの中にはウマ娘自身がプレイするイラストも存在する。