曖昧さ回避
- 『地獄の辞典』に登場する悪魔。本項で解説
- 『ペルソナシリーズ』に登場するキャラクター。本項で解説
- 『メギド72』に登場するキャラクター。 →グザファン(メギド72)
概要
グザファンは元は創意工夫が得意な聡明な天使であったが、ルシファーが神に謀反を起こした際に同調し、天国に火を吹き付けるという策を立案したといわれる。
しかしその策の実行前に謀反は失敗し、ルシファーと彼に味方した天使たちは地獄に落とされたために、グザファンは罰としてふいごを持って地獄の釜に炎を吹き続ける悪魔になった。
グザファンはコラン・ド・プランシーの創作した悪魔とされる。
だがM・L・ブルトンの挿絵で描かれた、顔が描いてあるふいごを持ち頬を膨らませて口から風を吹いているユーモラスな小鬼は、働かされる下っ端悪魔の姿としてウコバクほどではないが一定の知名度を持つ。
なお、ゼポン/ゼフォン(Zephon)という別名がある。
『ペルソナシリーズ』のグザファン
『ペルソナ2』に登場するアルカナ「HANGEDMAN」の悪魔で、最初に攻略する七姉妹学園の校舎内に出現する。
火属性でアギとポイズマのスキルを持つ雑魚敵であり、高校生がメインメンバーの『罪』では少年口調が似合う三叉の槍を持った青い小悪魔である。
しかし、アダルトメンバーがメインの『罰』では、何故か大鎌を持つ太った半裸の拷問官のような、全然可愛くない姿にデザイン変更された。
それでも口調は変更されていないために違和感が半端なく、コミックアンソロジーなどでもネタにされてしまった。