概要
『時空戦士スピルバン』に登場する超時空戦闘母艦。生き残ったクリン星の人々が脱出に使った宇宙船に搭載されていた宇宙戦艦で、スピルバンとダイアナの地球での活動拠点となる。2人(後にヘレンも)が装着するハイパークリスタルスーツの電送や、スピルバンが使用するホバリアンやガイオスと言ったメカを搭載する役目も担っている。
巨大ロボット形態のコンバットフォーメーション(ナスカロボ)、2連装エネルギー砲形態のカノンフォーメーションに3段変形できる。カノンフォーメーションはスカルジョーズや戦闘機群を一掃するほどの破壊力を持ち、劇中では殆どこの形態での登場が多かった。
コンバットフォーメーションは第28話から登場し、ワーラーの戦車部隊や戦闘機を蹴散らす際にこの形態に変形して戦った。以降、コンバットフォーメーションに変形して地上戦→カノンフォーメーションに変形してスカルジョーズの撃破というバンクシーンが展開された。
戦闘母艦形態ではナスカロケッターやナスカミサイル、コンバットフォーメーションでは目から発するエクセルビーム、パンチ攻撃のナックルボンバー、踏み潰し攻撃のナスカハイパークラッシュで戦う。回が進むとそれぞれの攻撃命中時に戦闘機や戦車に乗ったキンクロンがコックピットもろとも潰されたり爆発するカットが追加された。
更に第42話ではニュー戦闘機械人ブリザーが住宅地に放った火災を消火すべく目からケミカルシャワーを放って消火を行い、ブリザーとの戦闘では凍結シャワーを浴びせて動きを封じさせる珍しいシーンも見られた。
第43話では艦の内部に侵入したギローチン皇帝を倒すべく緊急手段としてクリンエネルギータンクのエネルギーを放出したために航行不能に陥り、クリン星へと帰る手段も失われてしまうのだが………
ちなみに敵の攻撃を受けてよろめくシーンやナスカハイパークラッシュ使用時に映る脚は『超電子バイオマン』のバイオロボのものである。
関連タグ
超次元戦闘母艦バビロス:戦艦・ロボ・銃と、変形機構に共通点がある。
超惑星戦斗母艦ダイレオン←超時空戦闘母艦グランナスカ→シルバーカークス