ギローチン皇帝

ぎろーちんこうてい

特撮番組『時空戦士スピルバン』に登場する敵、ワーラー帝国の幹部。

演：ミッキーカーティス

概要

第24話から登場したワーラー帝国の新幹部。2201年の東京にて、スラムのゴミ箱を漁って酒を探すような落ちぶれた生活を送っていた浮浪者だったが、先祖である守護神ワーラーによって20世紀に召喚されると同時に秘められた能力が覚醒し、帝国の新幹部となった。

その召喚された際に使者として遣わされた、人語を話すハムスターのバイオ生命体・ポス（CV：太地琴恵）を、常に肩に乗せている。

飄々として見えるが、性格は狡猾にして冷酷。登場して早々に、リッキーの部下のシャドーとガシャーを人間爆弾として使い捨てにした。そのためリッキーやデスゼロウ将軍の反発を招くが、女王パンドラには寵愛されているので、誰も逆らえない。また第26、38話のように実際には人質を取らずにアンドロイドや偽の脳を使い人質を取ったと思い込ませ動きを封じるなど、作戦の詰めの部分が一捻りされているのが特徴である。悪人と手を組む、人間を金で雇って部下にする等の手法も用いた。また、ライダーとしての技量は一流であり戦闘能力も高く、第41話のように力押しの作戦も実行する。

第43話にてスピルバン打倒の秘策を練るために時空を超えてクリン星へと赴くも、時空のクレバスでの漂流を経て地獄に辿り着き、その地獄で得たパワーを以って幽鬼となり舞い戻る。この際、右手が毒蛇と化して噛みついたり呪いをかける能力も得た。グランナスカに侵入してヘレンに呪いをかけ、幽鬼であるがゆえ一切の攻撃が通じずスピルバンを苦戦させたが、グランナスカの全クリンエネルギーを放出してぶつけるスピルバンの捨て身の一策によって消滅した。

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時空戦士スピルバン　ワーラー帝国