曖昧さ回避
1.クロノトリガーに登場するクロノ、マール、カエルの3人連携技。
2.ワイルドアームズ2にて主人公アシュレー・ウィンチェスターがラストバトルのロードブレイザー戦限定で使用できる必殺技。名称だけは多分スピルバンからのオマージュ。
概要
スピルバンの武器「ツインブレード」を使用した必殺技。
ツインブレードは普段は片方の刃のみを出した状態で用いられるが、この技を使用する際はもう片方の刃を出し、エネルギーを注入することでレーザー剣に変えて振るう。
この技を使用するとエネルギーの大半を消耗し、しばらく動くこともままならなくなってしまうという欠点もある。ギローチン皇帝はこの弱点を研究して、ニュー戦闘機械人第1号パンチャーとガシャー&シャドーによる二段攻撃でスピルバンを葬ろうとしたが失敗、ガシャーとシャドーがギローチンが仕掛けたナイフの爆弾で戦死することになった。
インターバルさえあれば1回しか使えないわけではなく、第42話ではニュー戦闘機怪人ブリザーを倒した後、デスゼロウ将軍にも立て続けに使用して倒している。
第9話では強化キンクロン・ゴ-ルデンファイブを、第31話ではキンクロン共々ニュー戦闘機械人アントムをまとめて葬っている。
女王パンドラの最終形態・パンドラ生命機械人を含め、あらゆる敵を葬った技ではあるが、分身であるパンドラ生命体は完全には倒せなかった。また、幽鬼となったギローチン皇帝には全く通用しなかったため、やむなくグランナスカのエネルギーを犠牲にして倒した。
景気がいい時代の作品だけあって、戦闘機械人の爆発はほとんどバンクフィルムを使う事なく、毎回様々な倒され方・爆発の規模で視聴者を楽しませた。
技を決めた際の敵を背にして構える決めポーズは、ヒーローの勝利を表現する代表的な演出となり、本作品以降も特撮作品に受け継がれる定番カットとなったという。
プロセス
初期は、下記のようなプロセスが定番となっていた。
- ここまでの戦闘で中破状態の戦闘機械人が、スピルバンに一歩一歩迫ってくる。
- それを見据えるスピルバンの脳裏に、ワーラー帝国のクリン星襲撃、父母との別れ(中盤は戦闘機械人による事件の回想や、被害者の姿)などの光景が浮かび、闘志を燃え上がらせたスピルバンが「俺の怒りは爆発寸前!」と叫ぶ。
- 「ツインブレード!」の声と共に、片刃剣のグリップのもう一方からもレーザー剣が出現し、両刃の剣になる。
- 迫りくる戦闘機械人に向けてレーザー剣が伸び、胴体を貫通。背中が小爆発する。
- 手元に戻して一閃させた後、「アークインパルス!」と叫んで、ブレードを高速回転させて、Xの字を描くように斬る。
- スピルバンが背を向けて見得を切る背後で、戦闘機械人がスローモーションで倒れてゆき爆発、フィニッシュ。
ニュー戦闘機械人出現後は回想がカットされ、ツインブレードを展開後に怯んだニュー戦闘機械人へXの字斬りを決めていた。
ホバリアンに乗りながら使用することもあるがその際は近くまで接近し、すれ違いつつ立って横斬りを決める。
最終決戦では「俺の怒りは今、爆発!」の台詞の後、2連続で決めた。
関連項目
ギャバンダイナミック シャリバンクラッシュ シャイダーブルーフラッシュ…先輩たちの必殺技。
ファントムメナス…ダース・モールが似たようなライトセイバーを使用している。なお、スピルバンはアメリカにて『宇宙刑事シャイダー』や『超人機メタルダー』の映像と合わせた『VRトルーパーズ』として放送されている。スターウォーズのスタッフが本作を見たかどうかは不明だが。