概要
ドラクター最高司令官であり、以前はサーザントと共にアーシェムに仕えていた騎士。
常に冷静沈着ではあるものの、アーシェムに対する忠誠心が振り切れすぎて彼女を1人の女性として意識している為、彼女絡みになると熱くなる事があり、
・アーシェムへの抹殺命令を出す女王に対して反論、最終的にクーデターを起こし、女王の座ら引き摺り下ろす。
・アーシェムと仲良くしていた一大寺大和を激しく敵視し、殺そうと襲いかかる。
・サーザントの制止に耳を貸さないばかりか、逆ギレし彼を刺殺する。
などをやらかしており、もはやヤンデレの域に達していると言っても過言ではない。
だが、アーシェムが絡んでない場合は至って普通であり、メイド喫茶にて出されたプリンに「ぷぴぷぴぷぴ」と呪文を唱えていたサーザントを見てドン引きしていた。
第10話にて何とか彼女の命を助けようと単騎で進攻、先にイクシアに潜伏していたサーザントと合流した。しかし彼女が知らぬ間に地球人の大和と仲良くなって居たのを見て暴走、止めようとしたサーザントを刺殺し、アーシェムを連れ去る。そして追ってきた大和と激しい戦いを繰り広げた。
ドラクターの本拠に戻った後は拘束されて女王から処刑命令が下るが部下の手引きで脱獄、その後は女王に対してクーデターを起こし最高指導者の地位を手に入れ皇帝となる。
その後は、皇帝として地球侵略の指揮をとりつつ近いうちに来るであろう脅威に備え、アーシェムの身柄を探り紆余曲折あって彼女の身柄を抑える事に成功するものの、次元滅キャノンを放とうとするディクセンベルグ一派率いるアメノムラクモを排除すべく、一先ずは地球人と共闘する道を選ぶ。そしてアーシェムと『契り』を交わすべく、母クロウゼードの特攻による死、大和の自爆など様々な出来事で精神的に追い詰められた彼女へと襲いかかる。
そして首を絞め、大和の事を嘲笑った事でアーシェムの逆鱗に触れ、全身を触手で貫かれる。
そして、満足そうに微笑みながら「シドルの光になって欲しい」と言い残し、八つ裂きにされると言う最後を迎えた。
その際、触手がグリファースの亡骸を捕食した直後、不思議な事が起こった。何と、アーシェムの肉体が変化したのである。
前述の『契り』と言うのは次期のシドルの王となる人物にその肉体を生贄として捧げる儀式であった。
つまり、グリファースはわざと怒らせ、自身の肉体を捧げる事で、アーシェムを文字通り女王にしたのである。
やらかしが多すぎて色々とアレではあったものの、最期までシドルの民の為に行動した彼もまた、ナイトであったと言える。
関連タグ
- アーシェム・ライア…かつて、幼少期の彼女に仕えており、今も想い続けている。最期は彼女の手によって引導を渡された。
- サーザント・エボル…共に幼少期のアーシェムに仕えていた同僚。アーシェムへの想いを暴走させ、彼を刺殺してしまいそれ以降彼の幻影に悩まされて続けている。
- 一大寺大和…アーシェムが恋をしている地球人(テラーシュ)の少年、『自分からアーシェムを奪った』と憎悪と嫉妬を向けている。
- 哀しき悪役…ある意味でこれに当てはまりそうである。