データ
世代 | 不明 |
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タイプ | 悪魔竜型 |
必殺技 | パワーカッター、ヤミブラスト、コールバード、コールヤンマ |
所属 | YMIR |
『デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト』で登場した謎のデジモンで、骸骨のような頭部に、蛇かサソリのような尾、暴君怪獣のような武器腕を装備した魔竜の姿をしていて、登場する度に不吉な笑い声を上げる。悪魔竜型だが、特定の種族に組み込まれていない。
デジコロシアムでのライトファングとナイトクロウのトーナメント後にドクロ顔のエネルギー体の状態でサンシャインCITY/ダークムーンCITYに出現し、デジモン達をデジタマの姿に戻した。この影響で主人公のパートナーデジモンである完全体2体も成長期に戻されてしまう(コロナモン/ルナモンのほか、CITYの成長期や幼年期には影響なし…なのだが、コロモンはデジタマに戻されている)。
リミットバレーにて主人公達に遭遇した際にはシーサモンとサンドヤンマモンを差し向けて来るも撃破され、グリムモンとしての正体を表す(しかし、三レンジにまたがっているせいで全体攻撃を使えば楽に倒せてしまう)。
なお、エネルギー体としての姿もCITYの時とリミットバレーの時とで異なる。
その目的はリアルビーイング、つまり現実の存在である人間達をデジタルワールドから排除し、デジタルワールドのデータを書き換える(終盤で破壊にすり替わっている)事であり、ライトファング/ナイトファングのテイマーをクロノデータで洗脳して同士討ちを目論むが、失敗(この影響でライバルの本拠地であるサンシャインCITY/ダークムーンCITYでは野生のエネミーデジモンが出現する)。カオスブレイン奥地にて黒幕のクロノコアと融合しカオスグリムモンとなった。
必殺技は敵を強い力で切り裂く「パワーカッター」、闇のエネルギー弾「ヤミブラスト」、鳥のようなものを召喚し、敵を切り裂く「コールバード」、敵に雷を落とす「コールヤンマ」(おそらくヤンマモンを召喚しているものと思われる)。
三形態共通で「クロノ・ディストラクション」という必殺技を持つ。
これはデジタルワールドのデータを劣化させるプログラムを放つ技であり、これはCITYが作られるよりも昔にデジモンに寿命を定めて人間と同じように進化させる事を目的とした「YMIR(ユミル)プロジェクト」用に作られた「クロノデータ」をウィルスプログラムとして悪用したもので(黒幕であるカオスコアはその大元である)、先述したデジモン達やテイマーチームを操ったり、退化させたのもこの技(ちなみにこの計画で作られたデジモンこそ第1作に登場したクロノモンである)。
なお、このウィルスプログラムを利用すればアクセスゾーンの修復も可能である。
ちなみに、この技はなぜだか、主人公には余り効かず、エグゾグリムモンに進化して初めて主人公に効果を上げたものの、仲間達の応援で主人公が復活されてしまった。
また、グリムモンもまたYMIRに関係したデジモンである事が明言されているものの、詳細は不明であった。
デジタルワールドのホストコンピュータであるイグドラシルと敵対しているのは間違いない模様。
名前の由来はおそらくグリム・リーパー(死神)。
カオスグリムモン
世代 | 不明 |
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必殺技 | コールレイナー、コールマシーンズ、マルチガトリング、カオススラッシュ |
デジモン達から奪った「デジ・エンテレケイヤ」(進化する為の力)の力を使い、カオスコアとグリムモンが融合した姿。赤い右腕に爪、青い左腕にカッターを装備した悪魔のような姿をしており、両足も生えた(設定では赤が聖属性、青が闇属性を司っているとの事)。
この姿を完全な姿と言っている為、恐らくは完全体に相当する。
自身を神と称する傲慢な性格であり、状態異常を引き起こす技が得意だが、エグゾグリムモンに比べるとそこまで強くない。
必殺技は鉱エネルギーで攻撃する「コールマシーンズ」、連続でガトリングを放つ「マルチガトリング」、毒性のある降雨で攻撃する「コールレイナー」、混沌のエネルギーを纏った斬撃「カオススラッシュ」。
エグゾグリムモン
世代 | 不明 |
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必殺技 | クロノディストラクション、プロミネンス、コールデスゴッド、コールエアゴッド、ムーンティアーズ |
(画像1番上のデジモン)
主人公達に追い詰められたカオスグリムモンが進化した姿で悪魔らしい進化前から一転、紫色の魔竜の姿に変化。人格の主導権はカオスコアとなっている。本人の発言から究極体である事が窺える。
意識はカオスコアが主導権を握っている模様。
作中で使用した必殺技はデータの劣化を早め、デジタルワールドをも崩壊させうる一撃「クロノディストラクション」(デジモンたちを退化させる作用があるらしい)、高熱火炎で攻撃する「プロミネンス」、死神を召喚し、精神に作用する斬撃を放つ「コールデスゴッド」、聖なる雷を落として大爆発を起こす「コールエアゴッド」。
戦闘ではこのクロノディストラクションで眠り状態に陥れた挙句、プロミネンスなどの強力な攻撃を放って来る上に「ムーンティアーズ」で回復してくる。おまけに弱点属性がなく、強力なデジモンが揃っていないなら長期戦を覚悟しておくべきだろう。ただし、三レンジに跨がっている特性はそのままなので全体攻撃を使っていくと楽に倒しやすい。オファニモンなど耐性を下げられる広範囲攻撃技を持った究極体デジモンがいると楽に倒せる。
最後は主人公に倒され、クロノデータに耐え切れなかったグリムモンの崩壊に巻き込まれてクロノコアも消滅した。クロノコアの断末魔のセリフから、本来であれば前作に登場したクロノモンを依代にする予定だった事が窺える。
名前の由来はおそらく「exo」(外部)だと思われる。
なお、以降のシリーズでもグリムモン系に出番はなく、本来の姿を育成する事が出来た前作ラスボスと違って育成も不可能。
関連タグ
デ・リーパー:こちらの名前の由来も死神。