CV:永澤菜教
概要
架空の幻獣「グリフォン」をモデルとした羽のある獣をデフォルメした姿をした小型の自動人形(オートマータ)。
物語後半におけるマスコットキャラクター的な存在であり、常に勝と共に行動する。
なお、彼の名前を勝がうまく発音出来なかったため、作中では「グリポン(君)」と呼ばれるようになる。
ネタバレ
その正体は、フェイスレスが勝にダウンロードを施した後の自分が何らかの理由で完全に覚醒しなかった場合に備えて、3体の懸糸傀儡と共に製作した作品であった。
そのため、当初はダウンロードが上手くいったという前提で勝を、フェイスレスの新しい依り代と判断して、慕いつきまとっていた。
だが、フェイスレス自身が黒賀村を襲撃し、ダウンロードが失敗したことなどを明かすとフェイスレスをマスターと呼び、そちらに着く。
しかし、ダウンロードが失敗していた以上「もういらない」と切り捨てられ分解されてしまう。
フェイスレスが去った後、勝によって修復され、以降、造物主であるフェイスレスに関係なく、勝を「マスター」とする。
物語最終盤、宇宙ステーション「アルファー」に勝と共に乗り込み、フェイスレスこと白金との最終決戦に挑む。
最後は、アルファーが大気圏に突入する中で、ステーション内に残った造物主を見捨てることが出来ず、
「独りぼっちで寂しい奴だから」
という理由で勝を脱出させ、白金と共に消滅する道を選んだ……。
その際、白金からも「グリポン」と呼ばれ、「独りぼっちは寂しい」と抱き締められた。