何でも「名前」はある
聖書にも書いてあるだろ
『言は初めに 神様と ともにあり すべてのものは これによってできた』
だからあたしはこの「心の力」に名前をつけたんだ
『グーグー・ドールズ』
どぅお?徐倫気に入った?クール?
概要
【破壊力 - D / スピード - C / 射程距離 - 20 - 30m / 持続力 - D / 精密動作性 - B / 成長性 - B】
元々空条徐倫が所有していた「スタンドの矢の欠片」が紆余曲折あってエルメェス・コステロの手に渡ったのを買い取り、その欠片に傷付けられた事で発現した。
頭にトゲが生えた気味が悪い人形のような姿の遠隔操作型スタンド。小さく、名前通り人形のような大きさしかない。
能力は対象の人物に憑依して人形ほどの大きさにできるといったもの。一瞬で任意の大きさまで小さくできるが、射程距離外に出ると能力が弱まり、徐々に元の大きさに戻っていく。
なお、グェス自身を小さくする事はできない。
憑依対象が本体であるグェスの意に背く、つまり裏切る行動をとると、憑依対象から離れ自動的に対象を殺そうとする。
攻撃には鋭い爪を用いる。小さくなった=スタンドと同程度のサイズになった対象にとってはこれだけでも十分脅威になり得るが、それよりも対象にとっては巨人のような本体にいとも容易く潰されてしまうという更なる脅威も待ち構えている。
逆に言えば上記の「破壊力D」が示すように、対象が能力の射程距離から出てしまえばスタンドによる攻撃も軽く引っかかれる程度の弱々しいものにしかならず、これを上回る破壊力を扱えるスタンド使いに能力を見破られてしまうと一気に逆転されてしまう危険性も常に孕んでいる。
これらの特徴は本体グェスの“友達になりたいんだけど、支配もしていなくてはならない”というペット化とでもいうような屈折した対人関係への願望が表れている。
本体および物体の縮小ができない、縮小の持続範囲が狭いなど、似たような能力であるホルマジオのリトル・フィートと比べると劣る部分が多い。
特にグーグー・ドールズを撃退できるスタンド能力者に対してはスタンドを捕えられると抵抗できなくなってしまうという欠点から、スタンド戦には決定的に不向き。
縮小にかかる時間がほぼ一瞬、監禁時に見張りの必要が無いという利点から、スタンド能力のない相手を拉致・監禁することに特化した能力と言える。
元ネタはおそらくアメリカのロックバンドである「グー・グー・ドールズ」と思われる。
アニメ版では「グー・グー・ドールズ」と理由は不明だが微妙に名前が変更されており、ゲーム『モンスターストライク』でもこちらが採用されている。